最初に1分くらいの黙祷。
それに続いて、G線上のアリアが
とても美しくとても穏やかに演奏された。
拍手は無しでそのまま第九へ。
第1楽章~第3楽章は普通に良かった。
メータの音楽は好みとは違うのだが、
N響の尋常でない頑張りと気迫はよく伝わってきた。
第4楽章はかなりすごく良かった。
そこまで抑えていた力を
一気に爆発させた感じで、
オケ+ソリスト+合唱(+観客)が
一丸となった白熱の演奏だった。
特に合唱の素晴らしさが印象的だった。
東京オペラシンガーズはすごい。
人の声の威力を改めて思い知った。
聴いていて泣きそうだった。
というか泣いていた。
終わったあとは観客全員で
スタンディングオベーション。
お約束とはいえ、
心のこもった拍手が続いた。
演奏の気迫、舞台と客席の一体感、
いろいろと印象に残る演奏会だった。
このまま復興が進むことを心から祈る。
帰りの電車の中で、
演奏会に関する tweet を読みながら
ひそかにセシウム入りの涙を流していたのは
私です・・・
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