買い付け11日目
朝7時起床。
どうやら昨日のスンドゥブ&ニンニクが良かったらしく、
スタッフKは随分回復した模様。早期対応が功を制した!
「あぁ良かった良かった」と喜びに満ちた目覚めとは裏腹に、
ありえないくらい重い体と尋常じゃないだるさを感じた私。
・・・今度は自分が風邪ひいてるし・・・絶望。
昨日あんなに「俺は元気だし」なんて云っていた自分が恥ずかしい。
こんな事ならちゃんとマスクして寝ればよかった・・・。
なんて自責の念に駆られる間もなく、お仕事は始まります。
この日も近所のマーケットへ。
歩き慣れたはずのこの場所が非常にきつい。
でも泣きごとは云ってられない為、体に鞭を打ち早朝探索。
まずいつもお世話になっているディーラーさんまで、
オーダーしたベルトを受け取りに行く。オーダーしたのは半年前!
半年前だし、ちゃんと覚えてるかなぁと不安半疑で会いに行くと、
「おおマイフレンズ!待ってたよ~!これ取りに来たんだろ!?」
ちゃんと覚えててくれたんだ~良かった~!さすがです!
そんな感じで、なんとか踏ん張りました。・・・でも辛い。
この日は遠出はせずに近場の町を探索。
さくっと仕事をこなしつつお昼休憩。
お気に入りのハンバーガーショップへ。
いつ来ても尋常じゃないサイズ。アメリカを感じます。
注文の時、
レジのおばさんが「あなたたち日本人でしょ?これなんて意味?」と、
自分がしている漢字モチーフのネックレスの意味を聞いてきました。
付けていたのは「希」と「和」。
「Hope」と「Peace(今思えばHarmonyが合ってた)」って教えたら、
「あら良い意味だわね♪」ってルンルンになってました。
その後、トイレ借りようとしたらずっと閉まってて、
誰か入ってるのか、それとも鍵かかってるのか、
(アメリカでは鍵借りて入るトイレが多いんですよ)
いまいち分からずウロチョロしていると、直ぐ横の席にいた老夫婦が、
「カウンターで鍵借りてくるのよ~!」って教えてくれました。
この親切な老夫婦も親日家。おばさんの身内に日本人がいるそう。
「ディズニーランド行った?日本人は必ず行くべきよ!」だって(笑)
それにしても、こっちの人はよく話しかけてきます。
でも、全然喋れないもんで気の利いた返事ができなくて申し訳ない。
次来るまでに頑張って英語勉強して・・・と数年経過。恥ずかしい。
そんなハートウォーミングに満ちた一日でしたが、
この日お仕事をしていたのはほとんどスタッフKのみ。
風邪のせいで立つと腰が痛すぎて、ほとんど車で唸ってました、私。
宿戻ってもヒィヒィ云って役に立たない木偶の坊状態でした。
面目ない。明日明後日とかなりイベント目白押しなのに・・・。
なんとか治さねば!と最終兵器のある薬に全てを託しなんとか就寝。
買い付け12日目
朝6時起床。
目を覚まし、恐る恐る体を起こすと・・・アレ?体が軽い!?
なんと!治ってしまいました!たったの一晩で!
あんなに辛かった数時間前が嘘のよう。
こんなことってあるんですね。本気でビックリ!
ちなみにその最終兵器の薬はコレ↓
Advil。アメリカではどこでも売ってるポピュラーな薬です。
その効き目はまさに特効薬。正直効きすぎて怖いくらいです。
絶望的な風邪から奇跡の回復を果たし、勢いよく宿を出ました。
この日会いに行くのはおなじみグラスアート家族。
しかも今回は素敵なプレゼントを片手に。
車を走らせること1時間半。無事目的地へ到着。
いました!いました!相変わらず素敵な家族だ。
すぐさま大事に抱えていたプレゼントを渡しました。
実はこの夫婦2人ともが9月生まれ。それで誕生日プレゼント。
しかも右上画像にあるアルバムなんですが、
この夫婦が作ったグラスアートを買ってくれた当店のお客さんに、
密かに写真を撮らせてもらって、デコレーションしてファイリングした物。
めちゃくちゃ喜んでました!協力してくれた皆様、ありがとうございます!
プレゼントの一つの扇子もやけに似合ってるし。
「祭isフェスティバル!」って云ったら超テンション上がってました(笑)
そしたら「2人にぜひ見せたいものがあるんだ!」と、
明後日自宅に招いてもらえる約束をしちゃいました。ラッキー!
帰り際貰った不思議飲料「Kombucha」。
調べたら「きのこ紅茶」なるもの。不思議なお味でした。
明後日の再会を約束し、町を後にしました。
午後には「とある用事」があるため急いでロサンゼルスへ戻ることに。
途中、同じ日程で買い付けに来てた盟友HIMSさんとarjiworkさんに、
「とある用事」へのお誘いの電話を。ご一緒してくれる模様。
宿に戻り、お二人を拾い、4人で向かうはハリウッド。
着いたのはここ。そう、「とある用事」とはライヴ!
「SUNSET STRIP MUSIC FESTIVAL」
大通り2ブロックを封鎖して行われる野外フェスです。
私のこの日のお目当ては、大好きな「FISHBONE」だったのですが、
チケット売り場のタイムテーブルを見て衝撃の事実が判明!!
「・・・FISHBONE終わってる・・・とっくのとっくに(涙)」
事前に色々調べては来たんですが、タイムテーブルが直前まで分からず。
最悪の事態も想定して臨んだのですが、まさかその最悪の事態に。
でも、せっかく来たわけだし、チケットで涙を拭い会場内へ。
とはいえ落胆の色を隠せずトボトボと会場内を歩いていると、
私の視界の中にまさかの人物の姿が入ってきたのです。
「あー!!!アンジェロ(FISHBONEのフロントマン)だー!」
もう私、興奮状態で走りました!
まるで懐かしい友達に久々に会ったかのように手を振りながら(笑)
感動しました!こんなタイミングで会えるなんて!
ライヴは残念ながら観れませんでしたが、アンジェロに会えてよかった!
片言の英語ですが必死にコミュニケーションをとりましたよ。
次はステージの上のアンジェロを観たいっす。できれば日本で!
そんな感動の出会いをよそにステージでは轟音が鳴り響く。
いよいよ「KORN」が始まりました。
すんごい低音。地響きのような音。こりゃやばい!
その存在感たるや、さすがモダンヘヴィネスの先駆者。
めちゃくちゃファンというわけではなかったのですが、
比較的リアルタイムで体験した世代としてはやはり感慨深く、
有名なBLINDやFREAK ON A LEASHなどは悶絶しました。
HIMSさんとarjiworkさんはモッシュピットへ消えていきましたが、
数分後「まわりがでかくてごつくてヤバい」って戻ってきました(笑)
混沌としたステージが終わり、時間が空いたのでトイレ休憩へ。
トイレに向かってトコトコ歩いていると前に人だかり。
その中心にいたのは「Kottonmouth Kings」の面々。
普通に道端にいるし(笑)しばらくファンに足止め食らってました。
その横をカートで走り抜けるのはライヴを終えた「KORN」のメンバー。
普通に横通ってるし、色んな意味で本場は凄いッス。
会場になっているSTRIP BLVDには有名なライブハウスが沢山。
「Cat Club」「House of Blues」「Key Club」
「The Roxy Theatre」「Viper Room」「Whisky A Go-Go」
これらもすべてこのイベント会場になっていて自由に入れます。
オオトリまで結構時間が空いていたのですぐ横の「Key Club」へ。
ちょうどやっていたのは「Earl Greyhound」シンプルなロックが売りの3ピース。かっこいい!
しばらくすると外が騒がしくなってきたのでまた外へ。
ステージ横を陣取り、今や遅しとオオトリを待ちます。
定刻通り照明が落ち、出てきました!
「OZZY OSBOURNE」
実はメタル大好きの自分にとって、オジーは中学時代からのヒーロー。
往年の名曲連発のステージにテンションはフルパワー!
I don't know/Suicide solution/Back at the moon/War pigs/
Crazy train/Paranoid/Iron man/Mr.crowly/
I don't want to change the world/I don't wanna stop
好きな人にはたまらないセットリストです。
45分と短い演奏でしたが、オジーは健在でした!
そして、新しい発見もありました。
オジーライヴでは定番のホースによる放水ですが、
ずっと水をかけているもんだと思っていたのですが、
実際浴びてみて分かったのが、水ではなく白い泡。
受けると結構な衝撃。(私は避けましたが同行者は食らってましたww)
でもここはアメリカ。食らった客はテンションが3割増しで爆笑!
そんなこんなで大盛り上がりでフェス終了。
あ~疲れたけど楽しかった。同行したお二人も大満足の様子。
興奮状態で宿に帰り、明日のローズボールに備えて就寝。
この日はほとんど遊んじゃいましたね、反省反省。。。
もしや!?と思い検索したら、ありましたこのライブの動画。
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奇跡の名曲War pigs。音悪いですが。
たまに映るKey Club前あたりで観てましたよ。
・・・vo.5へ続く・・・
古着屋GREEN HEAVENオンラインショップ
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