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「地域団体商標」をとってもモノが売れない?

2010-05-18 05:31:59 | 地域ブランド
知財経営 知的財産
――― 知的財産を活用 経営改革コンサルティング ―――


おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

本日は、東京農工大学の客員教授会に出席します。

知的財産経営のコンサルティングや講演のときに「『地域団体商標』をとったらモノが売れるようになるのか?」と聞かれることがよくあります。

私は、「とるだけでは意味がありません。地域ブランド化を成功させるための第一歩です。」とお答えします。

地域ブランドを成功させるためには地域住民、行政機関、民間団体等が一体となって取り組む必要があります。さらに、市場分析、商品開発、対外宣伝も不可欠です。

これらと「地域団体商標」を密接に関連させることによりモノが売れるようになる、と私は考えています。

著名な地域ブランドの一例として、静岡県富士宮市の「富士宮やきそば」があります。登録番号は第4803585号として登録もされています。

実は、この登録商標は「地域団体商標」ではありません。登録されている理由は明日のブログに譲りますが、ともかく登録商標が存在します。

商標「富士宮やきそば」の登録を受け「富士宮市」の公式ホームページには、登録商標の取り扱いについての記事がリングされています。

「モノを売るため」「収入を得るため」に商標権が巧みに利用されていることが記載から分かります。

地域住民、行政、と民間団体であるNPO法人とが一体化し、そこに商標権のマネジメントが加わったからこそ、地域ブランド「富士宮やきそば」の成功があるのです。

続きは、明日のブログで書きます。

新井信昭が「『地域ブランド』を成功させよう!」という講演を行ったときの画像をアップしました。
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