朝の報道番組で、小児癌経験者の
社会での現実の厳しさを報じてた。
ある一人の、二十代後半の女性。
子供の頃に白血病を患ったそうである。
幸い治癒して、今はNPO法人が運営する
喫茶店でウエイトレスとして働き乍ら
資格取得の勉強をされてるらしい。
せやケドも、ここに辿り着くまでが
なかなか社会の理解を得られず
かなり苦労された様である。
抗がん剤投与等の、治療の副作用により
低身長である上に、長時間の労働やとやっぱり
体力的に疲れ易くなってしまうらしい。
っちゅうコトで、職にはありつけても
大概のトコロは会社都合での離職を強いられたそうである。
中には…
「高いトコのモノが取れん。」
「重い物が持てん。」
っちゅうコトで、迷惑がられて
一方的に切られたトコもあったそうである。
こういうコトって、フォローするコトで
どないかならんかったんかなぁと感じてまう。
フツウでも、女性が重い物を持とうとする
シュチュエーションやと手伝うのは
当たり前のハナシやと思うんやケドも…。
それとも、その企業は社会体裁上
ハローワークから紹介された小児癌経験者を
一旦は雇て、良心的企業を装い
一ヶ月程したら会社都合で解雇するんやろうか…?
死と隣り合わせの不安。
コレはずっと五体満足で生き続けて来たモノにとっては
上っ面でも理解り切れるモンや無いコトは確かである。
そこから這い上がって生き続けてる"命"。
それを社会に息づく同じ人間が
自分たちの便利さを求める為に邪気に扱うのは
余りにも残酷なハナシやと思うんやケドも…。
不幸にも亡くなるヒトが多い病気から
生還したっちゅうのは、そのヒトには必ず…
"生きる意義"
"自らの役目"
っちゅうのって、あるんやなかろうか?
我々も我がのコトに一生懸命になり
一杯一杯になるコトもある。
せやケドも、そのヒトたちって、我々にとっての…
"フツウに暮らす"
っちゅうコトでさえ、ワシらの何倍のも苦難がある筈。
ちょこっと小休止して、お手伝いしてみませんか?
もちろん、自戒を込めて…である。
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