今日はモロに日記的にお届けしたいと思いマス（苦笑）。
昼過ぎに工具を買いに遠出して、夕方に戻って来たら
マイクを通しておっちゃんの『ええ気分』な歌声が（笑）。
そない言うたら、今日はウチの団地の自治会主催の『お祭り』。
そのイベントの中で『カラオケ大会』がある。
「そないうたら、夜店も出すっちゅうてたさかいに
タマにはカオを出してみよかなぁ？」
っちゅうワシにとってはなんとも勇敢な決断に至った。
っちゅうのも、ワシは近所にカオを出すんを極力避けて来たフシがある。
なんでかっちゅうたら、『団地』っちゅう居住環境上
地区にはぎょうさん『同級生』っちゅうモンが居った。
その『同級生』っちゅうのも、今は少なくなって
残ってるのはごく少数。男子に至ってはワシ位のモンである。
そう、大体想像付いて来たと思うケド、大概の人間は
結婚したり、独立したりしてて、この地区を『巣立って』行ってる。
それが、ものごっつうデカい『コンプレックス』になってた。
ムカシ、失業してた時なんか昼間に表に出るんが嫌で
どないしょうもない時期っちゅうのもあった。
恥ずかしいケド正直なハナシ
今もその『コンプレックス』は強くある。悔しくててしょうがない。
せやけど、どっかで『殻』っちゅうモンを叩き壊さんとならん
せやさかいに、最近は敢えて居直ってるフシもある。（苦笑）
せやから、カオを出す気になったんかも知れん。
まず、ウチの団地の祭りを覗いて見た。
『こじんまり』としてたケド、おっちゃん・おばちゃん・子供
みんな、楽しそうにしてた。
そこで、ちょこっと視線の方向を変えた。
その先には我が母校（小学校）でも、なんかやってるみたい。
「ちょこっと覗いてみるかぁ！」
居直ったオッサンは恐い。
傍から見たら、30代半ばのオッサンが独りで小学校にカオを出す有様は
時代背景的にはかなり怪しいハズである。（爆）
20数年振りに、小学校にアシを踏み入れる。
あんだけ広く感じた校庭も、ごっつう狭く感じる。
なんか図体ばっかりデカなってるカンジがして、些か恥ずかしい。
ここでも、いろんな夜店が出てた。
大きな祭りやのうて、地域の小さい祭りやさかいに
夜店も『それらしいヒト』やのうて、PTAのおっちゃん・おばちゃん。
そやさかいに、出物の値段がべらぼうに安い！
やっぱ、『夜店』っちゅうたら『やきそば』っちゅうコトで
さっそく、売ってるかどうか見てみる。
ありましたよ～ん！ 1パック100円！ 当然『買い』やろ！
味？ キャンプ用の炭火のバーベキュー台で焼いた
"HAND MADE"らしい味！（苦笑）。
あんまり長居をしたら、ホンマに怪しまれるんで（苦笑）
ウチの団地の祭りに戻るコトにした。
戻って『あてもん』の出店を見たら『おかん』が居った。
その横に、どっかで見たコトがありそうなコが出店を手伝ってた。
「あいつ、ムカシ同じクラスになったコトあるヤツやなぁ。」
っちゅう風に思てた。結局、最後まで声を掛けず仕舞いやったケド。
しばらく、その場所に居った。…
「手伝ってガキんちょの相手でもしょうかなぁ？」
そないなコトも企てたケド、段々雨足が強くなって来た。
早めに片付け始め出したさかいに、ちょこっとだけ手伝うて
家に帰るコトにした。その時、おかんの荷物を預かる為に
集会所に入ろうとしたら…
「鱧ちくわ 1本 100円！」
この文字にココロ打たれた。モノを見たら太くて美味しそうや！
「コレ、1本ちょうだい！」
「ありがとう！ 100円ね！」
ちくわを受け取って、集会所に入り荷物を取って再び表に出たら…
「にいちゃん！ もう1本、おまけ！」
「おおきに！」
誠に以って、有り難いハナシである。
ムカシ、あんなに賑やかでおもろかった『盆踊り』も無くなって
なんとなく「さみしいなぁ」と感じてたケド
こんな風に『こじんまり』としたモンが残ってる。
せやけど、誰かがやらんと続きはせん。
今、『こじんまり』としたカタチでも辛うじて保ってるんは
実行してくれる、おっちゃんやおばちゃんのお陰である。
しかしながら…
そのおっちゃん・おばちゃんっちゅうのが
ワシがガキやった頃と、殆ど同じメンツにヒトがやってる。
このヒトたちが今は元気やさかいにやってくれてる。
せやけど、『トシの陰』っちゅうのは誰にでも忍び寄ってくる。
その時に受け継ぐ『誰か』が出て来るんかが、些か心配である。
ワシ？
そん時に、嫁はんと子供が居ったら
ちょこっとだけ手伝わさせて貰いマス！（苦笑）
