全国各地で、高校野球の予選が始まった。
高校野球っちゅうたら
盛大なブラスバンドの演奏や
華やかなチアリーディングが
アタマに浮かぶヒトも多いと思います。
事実、予選から盛大にやってたりする。
…ですが、大阪大会はそれらは"禁止"!
近隣に住宅地がある環境の開催球場が多く
地域住民への配慮が第一であるのと
上記の様な環境に無い球場もあるモノの
総ての選手に平等な状況で
試合に臨む様に制度化されてる。
ほな、スタンドではどんな応援が繰り広げられてるか…?
"声援"である。
ベンチ入り出来んかった野球部員が声を張り上げて
"口ラッパ"でマーチを奏で、団扇で拍子を取り
グラウンドの選手を後押ししてる。
中には應援團員が音頭取りをしてる
っちゅうガッコもあるケドも
それでも創意工夫で各校のカラーを出してる。
ぢつは、コレも大阪府大会を観る楽しみやったりする。
中でも、印象に残ったんが
送りバントが必須の場面で…
「しぃ~ごぉ~とっ、仕事っ!」
っちゅう、先導のあと
しごとしごと、しごと◯◯!
しごとしごと、しごと◯◯!
しぃ~ごぉ~とっ、仕事!
…っちゅう、なんともまぁ
一聞したらプレッシャーになるケドも
ひじょうにウイットに飛んだオモロい声援である。
コレは眼から鱗が落ちた。
それまで経験した應援には無かった
ユーモラス且つ、的確な声援やった。
こんなコトもある。
東大阪大柏原高が甲子園に出た時のコト。
初出場っちゅうコトと
府大会の優勝から、初戦までの日数が少なく
外野席からアルプススタンドを見てても急造感があり
ブラスバンドに合わせての應援が
イマイチ噛み合うて無かったカンジがした。
そんな中で、チャンスが来た時に…
「かぁ~しこぉ~ ソぉ~リャ!」
っちゅう、祭りの掛け声を模した声援が始まった。
なんと、コレがいっちゃん盛り上がり
そのチャンスで一気に畳み掛け
甲子園初勝利をもぎ取ったのである。
中には身体的なコトもあり
みんながみんな、大きな声を張り上げて…
っちゅう風にもいかんとは思う。
せやケドも、"想い"がいっちゃん
ダイレクト且つ直線的に伝わるのはやっぱり
"肉声"なんかなぁ…とも思う。
ワシ的には、應援に於ける…
"いろは"の"い"
なんかなぁ‥と思う。
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