ワシには欠けてるモンばっかりである。
正直、長所なんか無いんかも知れん。
なんでって？
"長所"っちゅうモンがワシ自身
全くを以って見着けられんで
長年、もがき続けてるからである。
どないかして、欠けてるモンだらけのモンを
どないかして埋めるコトが出来んモンかと
そのピースを拾い集める手段を模索し乍ら
生きてる。…つもりでは居るんやが
正直、殆どが行き詰ってたりする。
全くを以って、情けないモンである。
せやケドも、それは誰でもやってるコトなんやろう。
そのキモチを失くしたら、終わりやと思う。
たとえ、その欠点が"フツウ"と呼ばれてるヒトより
かけ離れてるモンやとしても…。
たとえ、"フツウ"っちゅうトコまで辿り着くまで
かなりの距離があったとしても…。
たとえ、そこに辿り着くまでの過程で
もがき苦しんで叫び倒して、ヒトから後指を注されても…。
チカラの限り、歩みだけは止めんつもり。
ワシは弱い人間である。
後指を注すコトバに出遭うたらやっぱ
哀しいし、悔しい。
中途半端な負けず嫌いな正確が災いしてて
そのキモチはアホ程、強かったりする。
せやさかいに、受け止めようとしても
どんだけ自問自答しても、許容出来んモンがあったりする。
情けないハナシやケドも、耳を背けたり
文字から目を背けたり、してもうたりする。
せやケドも、それも正直なキモチであり
それも、ワシの"姿"っちゅうヤツなんやろうなぁ…。
愚痴を零してるウチはまだまだ大丈夫！
コトバも発するコトが出来ん様になるよりはマシ！
とりあえず、一歩、一歩。
