Born Free

老いていくもの…


ジムに行く時のコトやった。

団地の端に差し掛かった時に
近所のおばちゃんに呼び止められた。

体調を崩されて入院されてたそうで
最近になって、退院して来たっちゅうハナシである。

せやケドも、どうやら痴呆がちょこっとずつ
進んでるっちゅうハナシも聞かされた。

話し掛けられた時も、途中からハナシの内容が
ワシには理解りかねる内容のハナシになってしもて
本意では無いケドも、取り敢えず相槌を打ってた。

そしたら、おっちゃんが出て来て
慌ててハナシを遮ったんやケドも
その止め方が、ワシ的にはちょこっと癇に障った。

「ちょこっとキツいんやないかなぁ…。」

そない感じた。

そのおばちゃんはムカシ、肝っ玉母ちゃんを
地で行ってる様なヒトやった。

息子である近所の兄ちゃんをしょっちゅう
布団叩きを持って追い掛け回してた。
ジムに行く道中、その光景が走馬灯の様に
アタマに浮かんでもうて… なんか哀しかった。

老いていくっちゅうコト。

コレは生き続けてる限りは誰にも避けられんモンである。
それは理解っててもやっぱ、活気のあった頃を思い出し
その時のそのヒトであり続けるコトを願ってしまう。

ホンマに哀しいよなぁ…。


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