猫らいふ。

~「ねこきち」と呼ばないで…~

子宮筋腫…退院後の生活とかかった費用。

2013-09-15 09:21:39 | 子宮筋腫のはなし
さて、子宮筋腫最終回。
退院後の生活から。

一応、痛み止めは頂いたのですが、あまり気にならず、
あとは抗生剤を2週間飲んでました。

生活での先生の許可なしで「してはいけません」ということは、
入浴(シャワーのみ)、ウォシュレット、5キロ以上の重さを持つこと、夫婦生活のみ。
自転車もこぎ放題だし、歩きまくり。
家事も普通にこなせていましたが、やっかいだったのは、
「洗濯もの」。
水分含むと、5キロ以上になっちゃうので、ちょっとずつ、
かけては干しの繰り返し。
買い物はネットスーパーで重たい荷物は問題なし。

ただ、調子に乗って、大丈夫~と思って無理しちゃうと、
ちょっと出血したりしてたので、その時は横になったり。
すごく体調が悪くなるということはなかったので、
普通に元気に過ごしてました。

まぁ、私の場合はすぐに仕事復帰という選択は周囲から
止められたので、ゆっくり休むことができたと思います。

リュープリンの影響は、だいたい7月の上旬くらいまであったように思います。

先生の「全部OK」が出たのは私の場合、1か月半後でした。

今はほんとに元気に過ごしてますが、まだ、血液検査でひっかかってる
数値(肝臓)があるので、経過観察中です。
先生のお話だと、「特に問題ないとは思うのですが…」
麻酔などで一時的に数字が上がることもあるらしく、
どういったことが原因かは先生も判断できないようで…。
んー。

そして、かかった費用。

①個人病院での血液検査                    \9,330
②大学病院での血液検査及び、エコー検査            \9,605
 ※この時、紹介状はもらってないので、その分も含んでます。
③2月 リュープリン注射                   \9,650
    MRI検査                       \9,460
③3月 リュープリン注射                   \9,650
④4月 リュープリン注射、心電図、肺活量、など        \18,000
⑤5月 リュープリン注射、IVP                 \13,120
⑥入院~退院                         \89,156
 ※高額療養費申請したため。

と、退院までには\167,971かかりました。
…結構かかるもんですね。
リュープリン注射が結構なお値段です。

おかげさまで今は大量出血に悩まされることなく、
快適な日々を送っています。

気のせいかもしれませんが、
今年の夏はいつもの夏より、バテることなく過ごせたようにも思います。

では参考になるかはわかりませんが、子宮全摘出考えてる方が、
前向きに考えて頂けたら幸いです。

以上で私の病気の話、終わります。
    

子宮筋腫、入院→手術→退院。

2013-07-18 14:47:31 | 子宮筋腫のはなし
 さて、今回は「入院」の話を。

入院する一週間前から「下剤」を飲み始めます。
そして手術日の前日午前中に入院。

お昼までは食べれるのですが、
その前に、また下剤を飲まされるんです。
コップ1杯よりやや多いくらいの超酸っぱい下剤を
時間をかけて飲みきらなくてはいけないんですが、
…もう、レモン系のジュースなんか飲めない…
ぐらいにひどい酸っぱさでした。

その後、昼食なんですが、
口の中の酸っぱさが抜けず、途中気持ち悪くなりました。
でも食べきりましたが…。

そして何度もトイレへ。
これでもかというくらい出し切りましたね~。

手術当日。
午前10時半くらいに手術室へ。

私の手術は『腹腔鏡下膣式子宮全摘出』といって、
お腹に私の場合は4か所小さい穴を開けた
内視鏡による手術です。
卵管などを切った後、膣から引っ張り出すという手術です。

私の場合はゆっくり時間をかけて4時間ほどの手術だったそうです。


全身麻酔は初めてだったんですが、クラッとなったなーと思ったら
「○○さ~ん、終わりましたよ~」
の声が聞こえて、あっという間に手術が終わってた感じですね。
その時だけすごく痛くて、「痛い!」って
叫んじゃったんですけど、
「は~い、痛み止めの注射打ちますね~」
で、記憶がなくなってます(笑)。
ただその後がつらかった…。

まず、完全に目が覚めたのは夜7時くらいかと思います。
気持ち悪くて2回ほど吐きました。
その時に、出血があったらしく、
どうやら、気管挿入の管で気管が多少傷ついたようです。
吐き気止めを2回してようやくおさまった感じ。

1番つらかったのは水が飲めなかったこと。

すごい水飲みたいんですが、翌朝までうがいだけしか
許されなかったので、何回もナースコールでうがいを要求。
ようやく、朝になり、やっと水が飲めたんですが、
「おいしくない」。
たぶん、熱があったせいかと思います。

あと、痰が絡んだような状態が次の日まで続き、苦しかったです。
でも、これは痰を出さずにいても、翌々日には落ち着いてきました。

手術翌日には歩かされ、おかゆから食事が始まります。
熱が私の場合ちょっと高くて、38.8℃ぐらいあったので、
おかゆがおいしくなくて、おかずだけ拾って食べてましたね。

手術翌々日には熱も下がって、歩く練習も兼ね、
売店ウロウロ。
シャワーもOKになりました。
結構元気だったので、もう退院しちゃおっかなーぐらいに思ってました。
痛みもほとんどありません。

「もう、退院したいなぁ」的なことを
看護師さんに言ったら、先生にも言ってくれて、
入院4日目夜に先生と面談。
順調に回復してはいるものの、
「血液検査の結果で、まだ炎症の数値が高いので、もう一度検査してからのほうがいいんだけどなー」
としぶられましたが、本人が元気なのと、
単身赴任中の主人が、明日休みを取ってきてくれるので…
という話をしたら、
「じゃあしょうがないか~」
と退院OK頂きました。
入院から5日目で退院できました。

次回は退院後の生活とかかった費用の話をしたいと思います。





子宮筋腫…リュープリン投与後。

2013-07-11 19:29:07 | 子宮筋腫のはなし
 さて、今回はリュープリン投与後の話です。

2月にまず、1回目のリュープリン注射をしました。
これが、結構痛い。
「腕にします?お腹にします?」
と最初に聞かれたのですが、こんなの
お腹にしたら叫びそうになるわ…
腕にしといて良かった。

リュープリンの副作用として、更年期のような状態になると言われ、
代表的なのが、「ホットフラッシュ」。
あの「汗が滝のように流れて、止まらない」というやつです。
ですが、私の場合、1回目は副作用的なものは感じられませんでした。

2回目、3月。
この時、注射を前回右なら次は左…だったらしいのですが、
看護師さんにそれを言われなかったのと、
私も適当な性格が災いし、同じ腕にしてしまいました。
まぁ~腫れた腫れた。
そのうち痛がゆくなっちゃって。
しばらく腫れ引きませんでした。
「ホットフラッシュ」ですが、
なんとなーく汗かきやすいかな…くらい。
私の場合は、肩こり。
普段はそんなに肩こらないんですが、こりやすくなったというか。
これも、副作用の一部だそうです。

3回目、4月。
さすがに同じ過ちは冒しませんでした。
今度は腫れもせず、痛がゆくもなりませんでした。
副作用は「ホットフラッシュ」も徐々に出始め、
肩こり&それに伴う歯痛がひどい。
虫歯のように腫れているわけではないので、
肩こりからきているものと思われます。
それが1週間~10日くらい歯痛が続きました。
これが一番つらかったです。

4回目、5月。
このころになると、夜も急に首の後ろ辺りが
熱くなり、寝苦しい日々が続きました。
対策として、夜寝るときに、水枕をしました。
これでだいぶん軽減されます。

リュープリンの副作用は個人差があるようですが、
私の場合、肩こり、歯痛、ホットフラッシュでしょうか。

手術後の現在は、肩こりも歯痛もなくなりました。
ホットフラッシュはまだ多少あります。

次回は入院、手術、退院の話をしたいとい思います。

子宮筋腫…でした。

2013-07-04 18:21:16 | 子宮筋腫のはなし
 今日は私の病気について。 

今年5月に『腹腔鏡下膣式子宮全摘出』の手術を受けました。

初めて子宮筋腫が見つかったのは、6,7年前くらいかなと思います。
約1cmくらいの筋腫。

私は毎年、子宮がんの検診を受けていたので、
そこで見つかりました。

経過観察ということで、がん検診と一緒に筋腫も見てもらっていました。
筋腫は毎年1cmずつすくすくと成長していきました(笑)。

昨年の秋ぐらいから、生理が2週間も続くようになり、
量も2日目の多さがずっと1週間くらいつづいてました。

そして今年に入り、急に体に力が入らなくなり、
あまりに動けないので、いつも見てもらっている
婦人科ではなくて、
近くの産婦人科で見てもらったところ、貧血ではないけど、
鉄分の値が下がってる…という微妙な結果に。

家族の勧めもあって、大きな総合病院で診てもらったところ、
筋腫がかなり大きくなっていて、詳しく見てもらったところ、
9㎝くらいになっていて、背骨も圧迫していました。(確かに腰は痛かった)
「もう、子宮ごと取ってください」
と言ったところ、先生も
「その方がいいでしょう」
ということで、手術となりました。

子宮ごと取ることに関しては、まったくセンチメンタルな感情は
持てず、むしろこの具合の悪い状態が続くことや、生理痛のひどさから
解放されるなら、取ってしまった方がずっといいと思いました。

閉経まで薬を飲むという手もあるらしいのですが、
私はまだ42で、閉経までかなり時間があるということと、
副作用もあるという話も聞いていたので、それはお断りしました。

さて、1月に手術を決めたわけですが、
それまで「リュープリン」というホルモン注射を月1で打ちます。
これで排卵を止めて、筋腫を小さくします。
副作用として更年期のような症状が出ます。

次回はリュープリン投与後について書きたいと思います。