通訳案内士の気ままな生活

現役通訳ガイドのブログです。プライベートから気になる収入などの話まで!?包み隠さずお話します!

ワールドカップ

2014-07-02 20:50:57 | オフ日記
ワールドカップ開催期間中はなるべく試合を見れるように
スケジュールを調整しています。
どれだけお仕事をお断りしたことか・・・すみません。

当初の予定では夜中見て昼間寝るって思ってたけど
やっぱり辛いので、録画して朝一で見る作戦です。

しかし、今回のトーナメント一回戦は白熱していて
延長が多い。
録画したものを見るのも一苦労です。
そもそも延長の最後まで録画されてなかったりもします。

もちろん(たまに)仕事もしてますので
そういう時はまず仕事ですが
結果を見ずに一日過ごすのは至難の業ですね。
少しでも携帯見ちゃうとすぐ目に入ってきます。
なのでできるだけ朝一なのです。

ようやくベスト8も出そろって、
5日までお休みですね。

ちゃんと計画しておけばブラジル行けましたね。

本当は今頃は専門学校で教えていたはずなので
ブラジルには行けるはずもなかったのですが
1月ごろに契約更新のお話をした時に
ちょっと条件が合わなかったので辞退することにしました。
去年3クラスだったものが一気に6クラスに増えるということで
ガイドの仕事に支障が出そうな感じでした。

そして5月からの教室開校に至ったわけです。
もともと教室を開きたくて、各種学校で修業をしていたので
予定は少し早まりましたが予定通りではありますが。

実はブラジル行きのリサーチもしたのですが
安全を確保しつつ、長距離移動を何回かすると
2人で100万ぐらいいってしまうかも!?でしたし、
その時点でどの試合のチケットが取れるか不明という感じだったので
今回はあきらめました。
でも、ブラジルは旅行先リストに入ってますので
いつか行きますよ!

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World Cup 開幕!

2014-06-13 20:53:37 | オフ日記
さていよいよワールドカップブラジル大会が開幕しましたね。

早速ですが西村雄一主審のPK判定に疑問の声が上がっていますね。
個人的にはあくまで審判の裁量内での判断なので
あとから録画映像を見てとやかく言うようなものではないと思います。
少なくとも映像からすると誤審ではないですね。
あとは基準の問題です。


それより僕が問題だなぁーと感じるのはクロアチアの選手の一言。


以下SportsNaviより引用

DFヴェドラン・チョルルカも「これまでのキャリアで、英語を話さない審判を初めて見た」とコメント。W杯をさばく審判員には英語能力が必須となっているが、同選手は「彼は日本語で何か言っていたけど、誰も理解できなかった」と話している。


これを額面通り受け取って主審の英語力は低いんだぁーと考える人も多いでしょう。
ですがこれは西村主審に対する個人攻撃以外の何ものでもないです。
判定に疑問や不服を示すことならよくあることですが
差別意識が見え隠れします。
ギリギリな線だと思いますよ。
スタジアムにさんざん掲げられていたNo racismを肝に銘じて欲しいところです。

果たして彼らに日本語がわかるのでしょうか?
日本語が分からない人になぜ主審が日本語を話していたとわかるのでしょうか?
ナンセンスです。

しかも英語を話さないで国際審判ができるわけがない。

つまり日本人の英語力の低さをバカにしているとも取れますね。
彼らもネイティブではありませんが。
ヨーロッパでは通じない、アジア人だからサッカーが分かってないという意図もあるでしょう。


YouTubeで西村主審の映像が見れます。
お世辞にも完璧とは言えませんが審判をするのに十分な英語力はあると思います。
そもそも選手の抗議を受けるとき以外に
会話する必要もないと思いますが。

宇多田ヒカルも(後に冗談でと付け加えましたが)
I hope Croatian people don't hate Japanese people after their unfortunate match against Brazil today...

と言っていますがクロアチアファンは分かっているはず。

結局は全く得点をできずに負けてしまった選手と監督の言い訳だと。
アウェーのでは微妙な試合をしていたら負けてしまうし
いい試合をしていたって得点をしなければ勝てないのがサッカーです。
勝ちたかったら誰が何と言っても勝ちだと思わせる試合をしないと。

それは西村主審にも言えることですが
文句を言わせない英語力があればそこを責められることはありません。
英語を理由に選手の敬意を得られないのであれば
やはり改善していかなければならないでしょう。
そして誰もが納得いく笛を吹くこと。
それは本人もわかってるはずです。
まだ42歳これからでも実力は伸ばせますよ。

まあ、全体的に言えば騒ぎすぎですね。
負けたチームはこうやって騒ぐものですから。
きっとクロアチアはすでに次の試合のこと考えてると思います。

少なくとも今回の大役を任された素晴らしい審判であることに変わりはないので
日本人としては応援したいです。

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閑散期満喫

2014-02-22 19:55:14 | オフ日記
ただでさえ仕事が少ない2月ですが、
今年は大雪が重なり、軒並みツアーキャンセル。
東名、中央道、東北道の通行止めは数日で解除されたものの
一般道の通行止めなどは今週いっぱい影響があり
受け入れレストランに食材も届かないなど
なかなか厳しい状態でした。
来週には通常に戻れそうですが、今週稼働した方は大変だったことでしょう。

さて、ツアーキャンセルがかさなっったこともあり
オリンピックを満喫しました。
日の丸飛行隊も、羽生君も、真央ちゃんも生で応援できました!
フリーランスならではの生活ですね。
サラリーマンではこうは行きません。

さて、こんな記事を発見しました。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2014012902000121.html

要約すると、
観光庁が通訳案内士資格の規制緩和をもくろんだために
資格を取得しても無駄と判断されて
受験者がかえって激減。
訪日観光客2000万人の目標を掲げているが
“政策の混迷が足を引っ張っている”
との指摘。
至ってまともなご記事ですね。

本来なら
資格制度をきちんと運営⇒魅力ある仕事にする⇒稼働者増加⇒受験者増加
とすべきところを

規制緩和⇒資格の魅力低減⇒受験者減少⇒なのに合格者急増⇒さらに魅力低下⇒さらに稼働者減少
という負のスパイラルをたどっている気がします。

結局は仕事なわけですから、職業としてやる人が増えなければ
全体数は増えません。

規制緩和で留学生はバイトがしやすくなるかもしれませんが
もともと優秀な彼らが、卒業後もバイトをやるわけないですし、
そもそもガイドではVISAも下りないわけですから滞在できる仕事をするか帰国するかですよね。

実際に私が教えている語学系の専門学校でも
資格として取得してみたいと考える人生徒はいても
就業したいと考えている生徒はごくわずかです。
たとえガイドやりたいと相談してくる生徒がいても
新卒で就職ができる可能性がある生徒に
ガイドやれとは絶対に言えません。

そもそもフリーランスでガイド業を起業するには
それなりに社会を生きていくスキルが備わっていないと無理です。

合格率が20%も超えるようだと、
最高峰の英語の資格として受験する英語マニアや
なんとなく取っておきたい学生さえもどんどん減少するのではないでしょうか。

なんだかこの混迷ぶりはバスやタクシーの規制緩和と似てますね。
過当競争で最近また規制強化されていますが、
個人事業主がほとんどのガイドの場合は
気づいて再規制しようと思った時には
絶滅してしまっているかもしれませんね。

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お客さんとの再会

2014-01-03 08:19:23 | オフ日記
年末は久々にアメリカで過ごしました。
今回はラスベガス。

イメージとしては華やかなカジノ街やショーというところでしょうが、
そのイメージのストリップというのはラスベガスの街のごく一部。
ラスベガスの街自体はその何倍も広く
年々住宅街が拡張しています。

景気が良ければ一気に拡大して、
後退すればすぐにゴーストタウン化してしまう。
ラスベガスの繁華街ストリップにも
最新のゴージャスなホテルもあれば、予算不足で建設の止まっているビルもあり。
よくも悪くもエネルギッシュな街です。
僕が留学時代に滞在したホテルも、
現在は取り壊されていました。

さて、今回はツーリストっぽいことを一通りしました。
シルクドソレイユやマジックショーなどを4つ見て
カジノ研究をし^^、グランドキャニオンツアーに参加。

他のガイドさんのツアーに参加するのは勉強になりますね。
見習うべきところもあれば、反面教師にすべきとこもあり。
英語ツアーと日本語ツアーと両方調べましたが
値段があまり変わらなかったので少人数の日本語ツアーを選択。
ガイドさんは渡米歴9年の方でした。
僕がカナダに渡ったのも2003年。
ずっと滞在していれば10年ですね。

現地ガイドの仕事というのは面白いですが
将来を考えると不安でいっぱいです。
家を買ったり、子育てをしたりと言うことを考えると
ギリギリの生活ではないでしょうか?
時給でお給料もらってる人は、家庭を持つことも無理ですね。
それこそ海外旅行なんてもっと無理。

私の知っているガイドで移民をしている方は
みんな本業が別にある、起業している、配偶者に定収入があるといった感じでしょうか。
今回のガイドさんも奥様が先にグリーンカードを取得していて
安定収入があるようです。
外国で暮らしていると聞くと華やかに見えますが
やっぱり大変ですよー。
皆さん、現地ガイドさんにはチップあげましょー^^


さて、今回は以前サイクリングツアーに参加してくれたお客さんにも会うことができました。
前回ハワイに行った時もお客さんに会ったのですが
色んな人と出会って、あちらの国で再会するというのも
ガイドの楽しみの一つです。
今回のお客さんはもう引退されてるので時間的余裕もあり
色々なところに連れてってくれました。
特に州立公園なんかはとてもよかったです。
多分ツアーなんかは出ていないところでしょう。

8日間でしたがあっという間でした。
こんどの休暇は2週間ぐらいにしたいと思います。

一月はスローかと思いきや、
結構ハイペースなスタート。
正月気分を味わう間もなく、明けてしまいました。
しかし、いっぱい遊んだから稼がねば。
まだまだ2014年もツアーの依頼は衰えそうにないです。
今年も宜しくお願いします!

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救命講習

2013-01-29 10:54:19 | オフ日記
日曜日に地元の消防署で救命講習を受けてきました。
常に団体を率いているガイドとしては
いつ何時急病人がでてもおかしくない状態です。
ちゃんと講習を受けたいと思っていましたがようやく受けることができました。

自分で認識していたことが大分違っていたということもわかりましたので、行って良かったです。

簡単ですが、以下が概要です。
自分も忘れないように書いておきます。

119番通報から、救急車到着まで、約6分半かかる。
心肺停止状態で放置すると、蘇生確率が減る。
また蘇生しても障害が残ってしまう可能性がある。

ということで、救急車到着までの対応が重要となります。
しかし残念ながら完全に停止してしまった心臓を動かすことはできないそうです。
私もこの認識は間違って持っていましたが
あくまでも蘇生できるのは消えてしまいそうな命です。
心肺停止とは、心臓が痙攣している状態です。

まずやることは胸骨圧迫(心臓マッサージ)
止まってしまった心臓の代わりに、全身に血液を送ります。

そして人工呼吸
肺に酸素を送り血液中の酸素量を補います。

AED(Automated External Defibrillator)
痙攣(心室細動)している心臓に電気ショックを与えて正常に戻します。
電源を入れ、指示どおりにセットすれば
自動診断し電気ショックが必要かを判断してくれます。

基本的にはAED到着までの間、胸骨圧迫と人工呼吸を繰り返し
願わくは一回の電気ショックで蘇生されれば良いのですが
蘇生されなけれな、次の電気ショック(2分後)まで
胸骨圧迫と人工呼吸を繰り返す。

そして、それを救急車到着まで繰り返し
救急隊員に引き継ぐ。

また、胸骨圧迫はとても力がいるため
何人か交代で行うのが望ましいです。
もし、現場に居合わせることがあれば
積極的に協力しましょう。

こういった講習はどこの市町村でも行われているはずですので
皆さんもぜひ受講してみてください。


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