「東日本大震災から7年半、復興半ばの東北地方へ」という女性部理事の発案により目的地を話し合い、宮城県南三陸町を中心とした視察研修となりました。
マリンゲート塩釜にあった浸水深表示。
事務局Yさんの肩くらいまで浸水したことがわかります。大きめの男性でも恐ろしいと感じる深さを実感。
【松島】伊達正宗公が造営に力を注いだ瑞巌寺見学。
ボランティアさんの軽妙洒脱な解説のもと、参道脇の岩窟や石仏・石碑の古さと多さに感心し、
本堂や庫裏では当時の名工による見事な寺社彫刻や襖絵・板絵、身分による天井の造りの違いがある建築に目を見張り、ため息しきり。
また、東日本大震災の津波による浸水とその後の塩害により、かつては静寂かつ厳粛な雰囲気であった本堂へと続く高木の杉林の半分以上を伐採したそうです。
残った大樹と、新たに植林された細く小さな杉の木との対比が印象的でした。(画像左の立て札『3.11津波到達地点』)
(参考:Wikipediaより2005年撮影の参道)
雰囲気が全然違いますね…
津波が400年の歴史を奪っていったことをまざまざと見せつけられました。
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