ローン特約の内容について①

マンションを購入する際、ほとんどの人が住宅ローンを利用します。

通常、住宅ローンは、正式に売買契約をし、その売買契約書を金融機関に提出して、はじめて本審査となります。

つまり、ローンが承認されるかどうかは、契約をしてみないと分からないのです。

事前審査といって、売買契約の前でも、申込者の信用情報等を基に金融機関が審査をしてくれますが、事前審査で承認されても、本審査で否認されるケースは結構あります。

その為、買主が住宅ローンを利用する場合には、ローン特約を契約条項に盛込みます。

この特約が無かったら、買主はローンが否認された場合でも、残代金を払わなければならず、払えない場合は、売主から違約金を請求されることになります。

これでは買主が困りますので、ローンが否認された場合は、買主からの契約の解除を認めようというのがローン特約です。

ローン特約で解除した場合、手付金も返還され、契約は白紙となります。

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