みなさんこんにちはRYU-1です
私は今社長室へ連行されてます
そうですGYAKUTEN社長であり私の師匠の綾崎尋美さんに会いに行かされるみたいです
道場に来たら
社長補佐の湊川さんと社長秘書の白鷺さんが待ち構えていました
それから私はお2人にテープでぐるぐる巻きにされ台車で宅配されてます
これがほんの数分前の出来事でした
湊川さんと白鷺さんに台車を押され社長室前へ到着しました
湊川「姉上RYU-1連れてきました」
白鷺「社長失礼します」
綾崎「入りなさい」
私は社長室へ入れられると約1か月ぶりに師匠と再会した
台車の上で正座した状態で
綾崎「まあどうしたの?RYU-1 (プッ)
そんな面白い格好して」
RYU-1「尋美さんとりあえず助けてください」
綾崎「なんか飽きたから2人とも助けてあげて」
無事解放された
RYU-1「尋美さんどうしたんですか?」
綾崎「そうね本題に入りましょうRYU-1
2人とも出て行ってもらえるかしら」
その言葉を聞き湊川さんと白鷺さんは台車と共に社長室から出て行った
綾崎「まずはタッグ王座戴冠おめでとう
そしてこれから話す内容はトップシークレットでお願いするわ」
RYU-1「なんでそんな重要な話を僕にするんですか?」
綾崎「それはもちろん貴方が私の弟子でGYAKUTENの未来を任せるに値するレスラーだからよ
今回の9月興行で守屋純也率いるジャガナート•マーベリックが団体が管理するベルトの4/6本を手に入れてしまい残すベルトは男女タッグベルトのみになってしまったわ
これからの防衛戦絶対にベルトを死守しなさい」
RYU-1「尋美さんなんでベルトにこだわるんですか?
別にベルトを奪取されても取り替えせば良いんじゃないですか?」
綾崎「RYU-1このGYAKUTENという団体には上層部しか知らない特別ルールが存在するのよ
面倒な条件と上層部しか知らないから過去に1度しか発動されてないわ
ただ発動されると99.9%ひっくり返せないのよ
ラストジャッジメント制度
興行が終わった段階でレスラーもしくはユニットで団体の全てのベルトを手にした状態でレスラーもしくはユニットリーダーと団体運営側の1人から合意をもとに宣言される制度
宣言された場合には次の興行で団体側選抜のレスラーと全てのベルトのタイトルマッチを行い団体側が代表レスラーが全てのタイトルを奪取出来ない場合
レスラーもしくはユニットが団体運営権利を獲得する
そもそもこのルールは団体運営側の合意と全ベルトの保持が条件だからほぼ起こらないのよ」
RYU-1「ベルトを取られてもじゃあ団体運営側がOKしない限り発動しないじゃあないですか?」
綾崎「もし団体運営側に裏切り者がいたらどうかしら?
RYU-1私も運営側の裏切り者を探すけど
貴方は何としても防衛しなさい
貴方がベルトを保持している限りは
ラストジャッジメント制度発動しないから」
RYU-1「わかりました尋美さん」
綾崎「さすが私の弟子ね頼んだわよ」
社長室ディスク下で怪しい赤い光を放つ機械が…
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????「ふぅ 厄介なことになったな
守屋」
イヤホンを外す謎の男
守屋「何問題ないさ
以前失敗した若かった頃とは違う
それに君は私に借りがあるだろ?
あの時君のことを話さなかったおかげで
私はプエルトリコへ飛ばされたんだからね
まあそのおかげで最高の仲間たちを手に入れたんだからね
???? 今回は失敗しない必ず成功するさ
この完全犯罪アーティストの名にかけて」