某日
スナックQueen地下
ジャガナート•マーベリックアジト
(一体何が起こるんだよ)
アジトに集まるジャガーナート•マーベリックメンバー
この俺ブライアン•マーカスそのメンバーの1人だ
ブライアンは周りを見渡し状況を確認する
今この場にいない幹部メンバーは目の前の守屋の執務室で話し合いを行なっているようだ
守屋の右腕こと
セバスチャン•モーランド
初期メンバーの
フレッド•ポーキー&フォン•ヘッダー
女子統括
ジェームズ•イレーナ
そしてクイーン正美
あの執務室の中で何が話し合われているのか気になって仕方がない
???「ブライアン何か知っているか?」
そう話しかけてきたのは守屋の1番弟子のジャック•リッキーだ
ブライアン「いや俺は何も聞いていないぜ
お前こそ守屋から何か聞いているんじゃないか?」
ジャックは笑いながら
ジャック「俺なんかに話さないよ
あの方は秘密主義だからなぁ
まさかのnewメンバーの発表だったりしてな笑」
近くにいた王鈴麗(ワン•リンリー)も話しに入ってきた
王「いや〜みなさんも何も聞いてないですね
私もイレーナ姉さんに聞いたんですけど何も話してくれなくて
やっぱりnewメンバー発表なんですかね
男子すか?女子なんすか?」
俺やジャックと王みたいに談笑して時間を潰しているメンバーもいれば
リングの上でトレーニングしているマリー•ジャネット
何故祈りを捧げているデッドスペード
ソファで音楽を聴きながら寝ている守屋の妹守屋准
今更ながらいろんな癖のあるメンバーがいる中何ひとつ問題事が起こらないのは守屋純也に全メンバーが忠誠を誓っているからだろうか?
そんなことを考えていた時守屋の執務室のドアが開きスーツに身を包む見知らぬダンディな男が出てきた
すると王が驚いた表情を見せる
「正美ママ今日はすっぴんなんですね」
クイーン正美「まあそうね大事な日だからね
そんなことより守屋が呼んでるよあんたたち入んな」
俺たち言われるがままに守屋の執務室へ入った
中に入ると馬鹿デカい高級そうなソファ座る守屋を囲うように幹部連中が立っていた
だが1人だけ薄暗い部屋の奥隅でフードを被った人物が立っていた
なんだか重苦し空気の中守屋が話し始めた
守屋「全員集まったか?」
正美ママ「ええそのようね守屋ちゃん」
さすがに何も説明なく召集され長時間待たされ痺れを切らしたか?ジャックが口を開く
ジャック「ヘイ守屋一体なんでメンバー召集したんだ?
それにあんたの後ろにいる奴は誰なんだ?」
ブライアン(さすが守屋の1番弟子のジャックだ守屋そんな感じで話せるのはお前だけだよ)
守屋「フッフッフ
まあ焦るなジャック
それから後ろにいる奴は気にするな
さて本題に入ろう
我々の真の目的を遂行する為GYAKUTENへの本格的な侵略を始める」
ブライアン(団体の侵略だって?何を考えているんだ守屋)
王「守屋さん侵略って具体的にはどうするんですか?」
守屋「今GYAKUTENにあるベルトは男子•女子合わせて全部で6本
その全てのベルトを手にする事が私の計画には必要不可欠
我々が手にしているGYAKUTENベルトは女子王座のベルトのみだ
9月興行では4本のベルトを手に入れるチャンスがある
いいか?絶対に勝利するんだ
その為には手段を選ぶな必ず勝利しろ」
俺は不思議で仕方なかった
守屋が何故団体のベルトを手にする事にそこまで固執しているのか?
どうしてもその理由が知りたかった
ブライアン「守屋何故ベルトが必要なんだ?」
守屋「言わばこれは【逆転への切り札】さ
まあいいだろよく聞く全てベルトを手にした者達に与えられる権利を」
それから俺たちは守屋の話を聞いた
そして俺は改めて守屋という男の恐ろしさを思い知らされた
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守屋「全員酒は持ったか?
さあ国取りいや
団体侵略を開始する」