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中央電気通信学園業大7回生「七友会」のブログです。
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正月4日に出会った二人の女性

2020-01-05 09:21:41 | 日記
★★★正月4日にであった二人の女性★★★


東海の三木です。おはようございます。
池波正太郎の代表作「鬼平判科帳」は、TV時代劇で大人気で私も大好きでよく見ています。
その中で、「正月四日の客」という松平健主演の番外編があります。
それにちなんだわけではないですが、昨日正月4日、少しゆっくりできる時間ができたので、
思い立って我が松阪の隠れ家MIKIハウスを通っている国道166号「和歌山街道」沿いを奈良桜井方面にたどる
初詣を兼ねた小ドライブに出かけました。
そこで、偶然立ち寄ったお寺とラーメン屋で思いがけず二人のたくましい女性に出会い元気をもらったので
鬼平をもじって、「正月四日の二人の女性」とタイトルを付けご披露したいと思います。

MIKIハウスから30分くらいのところに松阪市飯南町粥見という集落があり、以前からでかい鳥居がある神社を見たことがあったので、
ひなびた田舎の神社にお参りにでかけました。
せっかくなので御朱印をもらおうと思って社務所に入ったら、そこは、神社でなく、真言宗のお寺でした。
受付で声をかけたら、副住職の恵清さんという尼さんが出てきました。
聞けば寺は、福信院と言う真言宗の寺で、毘沙門さんを祭っているとか。
■女性副住職【松藤恵清】さんは、50代の気さくな人で、はじめての参拝客なのに、ひまだからと自宅兼祭壇の間に上げてくれ、
 8時30分ころから、2時間くらいコーヒーまで出してくれあれこれと雑談。
 ★地元の人は、別の寺の檀家で、この寺にはほとんど檀家がなく収入がないのが悩み。
  「時々来るのは、近くの高齢の爺さんが一日お茶を飲みに来るだけ。何かいい策はないか」
 ★福岡生まれで人生の紆余曲折を経験し、悩みつつ四国巡礼を経て高野山で真言宗に帰依、得度。
  一昨年に、三重で高齢の住職と出会い、その住職から「後継ぎがないのでの津と飯南の二つの寺の補佐をしてくれ」と頼まれ、
  この数年空き家だった福信院を改装してどうにか1年たった。
  私も60才を機に松阪市笹川町の古民家を購入し、週末田舎暮らしをしている等々初めて会ったのにウマが合っていろいろ
  語り合いました。
 しかし、淡々と時に笑顔で語る恵清さんの話は、ドラマそのもの。はるばる福岡⇒高野山⇒三重松阪市飯南と初めての地に移住した
 その気丈さと何の知識もなく、真言宗に飛び込み得度した実行力に感心しました。




■恵清さんの福信院を出て、和歌山街道を奈良へ進む途中、昼になったのでラーメン屋を探していたら、飯高町たと言う奈良の手前の集落
 で1枚の「みそラーメン」というのぼりを発見。
 たどり着くと民家の入口に【しおちゃんラーメン】の看板あり。
 私と同じ、昭和26年生まれの塩崎裕子と言うおばちゃんが一人の店を運営していた。
 客がほとんどないが、田舎の古民家でゆっくり野菜を作ったり、おいしいものをお客様に提供したいと言う夢を実現したとのこと。
 ひまだと言うのでお茶を飲みながらまた、2時間ほど雑談。
 ★佐賀の生まれで、教員を経て大阪に出て、調理師の免許を取り、中華料理屋を開店。その後、苦難の人生を経て、現在に至る。
  平日は大阪で建設会社の社員食堂のまかないをして、土日だけ飯高の古民家を借りてラーメン屋を出しているとのこと。
 ★5年前に患った大病を克服し、人生100年時代だと思い、夫婦で健康に気を付け70代も元気に働くのだと言う。 
 ふくよかな体から大きな声で豪快に生き様を語るたくましいしおちゃんに老後の道しるべをアドバイスされた気がしました。




恵清さん、しおちゃんと正月早々パワーのある2人の女性から元気をもらいました。
自分も頑張らねば・・・。

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