発売から4年が経過しているにもかかわらず、今なお人気が衰えないロレックスの現行コスモグラフ デイトナ 116500LN。
むしろ、年々需要が高まり続けており、それに比例して相場も急上昇。「正規店で定価で買う」ことはもはや不可能に近く、並行輸入店でも仕入れても即完売続き。この4年で、品薄が解消されたことはありませんでした。
今では「キングオブクロノグラフ」という呼び名をほしいままにしております。
ロレックス「ROLEX」はスポーツモデルを始め、数多くのロングセラーを抱えています。
それらと一線を画すコスモグラフ デイトナ 116500LNとは、いったいどのような魅力があるのでしょうか。
高まりすぎた相場にもかかわらず、なぜ「それでも欲しい」という紳士たちが後を絶たないのでしょうか。
この記事では、コスモグラフ デイトナ 116500LNの魅力を徹底解剖します!
116500LNのディテールも細かく解説しておりますので、デイトナの購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
コスモグラフ デイトナ 116500LNとはどのような時計か?
①DATA
素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径40mm×厚さ12.5mm
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:Cal.4130
パワーリザーブ:約72時間
防水性:100m
定価:1,387,100円
②概要
現行コスモグラフ デイトナ 116500LNは、2016年のバーゼルワールドでリリースされました。
1963年に誕生したコスモグラフ デイトナの第6世代にあたり、スポーツロレックスの最上位モデルとなります。
基本的なスペックは前世代から受け継がれています。
第5世代 116520で達成した完全自社製ムーブメントCal.4130を搭載。ちなみに第4世代のデイトナ 16520までは、ゼニスのエルプリメロをベースにしたCal.4030が搭載されていました。
ムーブメントが同一ですので、ケース厚や重量に大きな違いはありません。
ただ、116520→116500LNのモデルチェンジで最も大きく変わったものであり、116500LNの人気を決定づけたものと言えば、セラクロムベゼルです。
詳細は後述しますが、セラクロムベゼルは近年ロレックスが順次スポーツロレックスに搭載させている仕様で、セラミックをベースにロレックスが開発・特許取得した独自素材です。
セラクロムベゼルは従来のメタル素材に比べて傷つきづらく耐蝕性・耐紫外線性に富み、経年劣化に強いといった特性を持ちます。
さらにメモリ部分をプラチナコーティングすることで、タキメーター(ベゼル部分のメモリ)の視認性を高めるだけでなく、コスモグラフ デイトナにふさわしい光沢感・クラス感を備えることとなりました。
なお、116500LNより、リファレンスにアルファベットが付くようになりましたが、これはLunette Noir―フランス語で黒いベゼル―の略称と言われています。
左:新型Ref.116500LN/右:旧型Ref.116520
また、116500LNの白文字盤の方はベゼルだけでなくインダイアルにも黒みが備わり、よりメリハリのある顔立ちに仕上がります。
ちなみに12時位置のダイアルプリントもマイナーチェンジが加えられており(白・黒文字盤ともに)、アプライドになってより立体感・高級感が増していますね。
左 :新型116500LN / 右 :旧型116520
冒頭でも言及したように、116500LNはコスモグラフ デイトナ史上、かつてない人気を博しています。
もちろん歴代コスモグラフ デイトナは非常に需要が高く、116520にしろ、その前の16520にしろ、定価を超えるプレ値が付いてはいました。
でも、116500LNほど、白熱していなかったようにも思います。
116500LNはリリース直後から当店にも膨大なお問い合わせを頂いており、当初から注目度がきわめて高かったことを表していますね。
ちなみに当時は「相場が200万円超えるか?」「180万円くらいか?」などと言われていましたが、現在その予測を大きく裏切る結果になっているのは、後ほど相場の項でお伝えいたします。
コスモグラフ デイトナ 116500LNのディテールの解説とレビュー
次に、実際にコスモグラフ デイトナ 116500LNの画像を用いて、ディテールの解説とそのレビューを行います。
①セラクロムベゼル
コスモグラフ デイトナ 116500LNを語る時、何をおいてもセラクロムベゼルでしょう。
コスモグラフ デイトナ自体がレーシーなデザインでかっこいいのですが、やはりセラクロムベゼルによってさらにイケメン顔となったと言えるのではないでしょうか。
このセラクロムベゼル、デイトナ初搭載、というわけではありません。
2005年にGMTマスターII 116718LNで採用されて以降、様々なスポーツロレックスのベゼルを彩ってきましたが、デイトナ初は2011年リリースのエバーローズゴールド製116515LNでした。
さらにその二年後、デイトナ50周年を祝して初プラチナモデルRef.116506が登場します。
プラチナという特別感溢れる貴金属をダイナミックに使用した大胆さもさることながら、チェスナット(栗色)カラーのセラクロムベゼルと、清涼感のあるアイスブルー文字盤のカラーリングが非常に印象的。この個体は今なおロレックス随一のプレミアモデルとして君臨しています。
こういった背景を経て、2016年、SSデイトナ116500LNでもセラクロムベゼルの採用に至りました。
ちなみにデイトナはスポーツロレックス「ROLEX」には珍しく、ケース・文字盤の素材バリエーションが豊富です。
ベゼルについても、ケースと同一のメタルベゼルとセラクロムベゼルがラインナップに並行して存在している形ですが、どちらかと言えばセラクロムベゼルに人気の軍配が上がるところを見ると、その実力のほどが伺えます(もちろん精悍なメタルベゼルもよく売れるデザインです)。
このセラクロム、前述の通りロレックス「ROLEX」の特許取得素材なのですが、独特の光沢感がデイトナのかっこよさと非常によくマッチしています。
セラミックは現在時計業界ではかなりメジャーな素材の一つで、ベゼルのみならずケースやブレスレットに採用するブランドは少なくありません。
セラミックはステンレススティールやゴールドといった伝統的な金属と異なり、傷つきづらい・紫外線で変色しづらい・錆びづらいといった特性があります。また、耐金属アレルギー性に富むことでも知られています。
腕時計は腕を振った拍子に何かにぶつけてしまったり、あるいは意識のないまま小傷が付いていたりしてしまいがち。そんな悩みを解消してくれるとあって、近年各メーカーが意欲的に採用している素材なのです。
ただ、セラミックはともすればカジュアルになりすぎる、と言ったきらいがあります。
そこでロレックスでは独自技術によってプラチナコーティングを行い、デイトナにふさわしい高級感・光沢を身につけました。
ちなみにセラクロムベゼルを一つ製造するのに、約40時間かかるとか。手間暇かけて作られていることがわかりますね。
繰り返しになりますが、このセラクロムベゼルの高級感こそが、デイトナ 116500LNの醍醐味でしょう。
文字盤自体が十分な広さを採っており、サファイアクリスタルガラスの面積が大きい、ということもあるでしょうが、光を受けてきらっと輝く様は結構目立ちます。
仕事柄、お会いする方の腕元に目がいきがちなのですが、116500LNを着けている方はすぐにわかります。
「あ、コスモグラフ デイトナだ!」とすぐに思います。
つまり、セラクロムベゼルによってロレックス「ROLEX」 コスモグラフ デイトナのステータス性がより強調されていると言えるでしょう。
なお、セラミックは一定方向の強い力に弱い、と言われており、激しい衝撃が加わると割れてしまうことがあります。
しかしながら116500LNのベゼルだけが割れた、というケースを私は知りません。そもそもそれだけ強い衝撃を与えれば、内部機構から不具合が発生するものですが・・・
そのため、実用性・デザイン性・ステータス性全てを担保する、超優秀なベゼルであることは間違いないでしょう。
ちなみに、コスモグラフ デイトナのイケメン顔に一役買う、ベゼルのタキメーター。これは1963年の誕生以来、いくつかのマイナーチェンジを経ております。
現行116500LNのタキメーターバージョンは16520以来から踏襲されている、「UNITS PER HOUR」表記が1時位置に来るタイプで、計測範囲は時速400km~60kmまで。
また、それぞれのキロ数値に逆三角形およびバー、そして100~60までに風防に沿ってサークルが描かれた意匠は、現行の金無垢デイトナと同一のものとなります。
②ケースやブレスレット、そして着用感
コスモグラフ デイトナが、なぜクロノグラフの王者と呼ばれるのか。
その理由の一つは、完成された外装デザインにあるのではないでしょうか。
先ほどセラクロムベゼルについて取り上げましたが、もう一つデイトナのデザインを作り上げているもの。当然ながらケースとブレスレットなのですが、ロレックスは本当に「洗練された」「上品な」という修辞が似合う外装を誇ります。
ケースサイドから見て頂くとより鮮明におわかり頂けるでしょう。
ケース厚も、ブレスレット自体も、きわめて薄く製造されています。
「薄い」とは言えスポーツモデルですので、ケース厚は12mmほどありますし、ケース直径も40mmとスタンダード。でも、その厚みや大きさを感じさせないフォルムなのです!!
それでいて100m防水があるとは・・・同じ100m防水の他社モデルと比べてみても、デイトナは一切の武骨さがありません。
外装は116500LNだけでなく、116520や16520、あるいはエクスプローラーIやGMTマスターIIなどといった他のスポーツロレックスにも言えることなのですが、派手さはないのに本当によく作りこまれていて、サイズ感よりもずっとスタイリッシュに見えてしまいます。
仕上げ自体はポリッシュとサテンを組み合わせたスタンダードなものなのですが、荒っぽさは一切なく、また、ケースやコマが若干湾曲している造りのため、腕にもジャストフィットします。
「薄い」「スタイリッシュ」とはいえステンレススティール製ですので、重量は140gちょっとと、通常のスポーツモデルと同程度。
でも、腕に良い感じにフィットするので、これまたそこまで重さを感じないでしょう。
実際、コスモグラフ デイトナ 116500LNをご試着されて、「より欲しくなった」という方が少なくありません。
前述した「光沢」「高級感」と併せて、本当に「よくこの姿で生まれてきてくれました!!」と言いたいです。
なお、バックルは2015年頃から採用され始めた内部がポリッシュ仕上げの新クラスプとなっております。
116520だと後期の製造個体で確認されるものですね。
高級感があるだけでなく堅牢で、しっかりとハマって落下のリスクが低減された実用性高いものとなっており、ロレックス「ROLEX」が「実用時計の王者」であることを、改めて感じさせる一幕です。
③ムーブメント
ロレックスは今時珍しく、シースルーバックを採用していません。
あくまで実用時計であり続けることに、こだわっているのでしょう。
とは言え、そこはロレックス。ムーブメント一つとっても、ストーリーがあります。
先ほど概要欄でもご紹介したように、116500LNには116520と同一である、完全自社製ムーブメントCal.4130が搭載されています。
そのさらに先代の16520までは、ゼニスのエル・プリメロをベースにしたCal.4030がロレックス唯一のクロノグラフ機として用いられていました。
当然現行品の方がスペックアップされているのですが、あえてエル・プリメロを搭載したデイトナの方をご購入されるロレックス愛好家はかなりの数いらっしゃいます。
でも、Cal.4130は4030と比べて、具体的に何が異なるのでしょうか。
Cal.4030ベースのエルプリメロは「ハイビート」が売りのムーブメントです。
このビートというのはテンプの振動数で、ここが速ければ速いほど高精度を叩き出すことが可能です。エルプリメロは36,000振動/時(1秒間に10振動)で、時計業界ではきわめてハイビートと言えます。
そのため16520に搭載されていたCal.4030はハイビートゆえに高精度だったのですが、やや大きく肉厚という弱点を抱えていました。また、製造工程が複雑で、効率的な量産化という面で欠点があったとも言います。
そこでCal.4130では、クロノグラフ機構に関わるパーツを約60%削減し、さらにその他機構をダウンサイジング。
振動数を28,800振動/時(1秒間に8振動)に落とし、代わってパワーリザーブを従来の54時間から約72時間と、大幅に延長することに成功しました。
さらに今ではロレックス「ROLEX」のムーブメントの主流となっているパラクロムヒゲゼンマイを初めて用い、耐磁性を高めたことも特筆すべき点となります。
ちなみにこの「約3日間」のロングパワーリザーブ。
今でこそ一種のスタンダードになっていますが、Cal.4130がリリースされた2000年当時はまだ2日程度が主流の時代です。
この当時から、「土日に時計を外していても、月曜にまた動いている」という常識を覆した、ロレックス「ROLEX」の先見性には驚かされます。
なお、キャリバーは同一ですが、116520と116500LNで全く同じ機械が使われているかと言うと、厳密には違います。
ロレックス「ROLEX」は2015年より、LiGA(Lithography Galvonoplasty)と呼ばれるミクロの加工技術によってパーツをチューンアップさせたり、独自の高精度クロノメーター規格(Superlative Chronometer)を用い、通常のCOSC(クロノメーター)よりもさらに厳格な検査に通った機械のみを製品化させたりと、ムーブメントの精度・信頼性・実用性の改良に余念がありません。
つまり、現行116500LNに搭載されているムーブメントは最新版であり、ロレックスの最先端技術の粋が詰まっていると言えるでしょう。
もっとも、過去のムーブメントが粗悪であるとか、そういった事実はありません。
むしろクロノグラフに限らずロレックスは年式の古い個体でもメンテナンスさえきちんと行えば問題なく普段使いできるものがほとんどで、これまたロレックスの実力の程が伺えるエピソードとなっています。
コスモグラフ デイトナ 116500LNは黒文字盤と白文字盤どちらが人気か?
コスモグラフ デイトナ 116500LNのバリエーションは、黒文字盤か白文字盤の二択です。
そして、116520まではデイトナの人気カラーと言えば、間違いなく黒文字盤の方に軍配が上がりました。
しかしながら116500LNでは、その逆転現象が起きています。
すなわち、白文字盤の方が黒文字盤よりも人気を博しているのです。
エクスプローラーIIなど、黒・白のツーラインである場合、そう大きく人気に差がつかないものです。どちらも使いやすく、定番のカラーリングであるためです。
しかしながらことデイトナとなると別。
発売当初から白文字盤への注目度が目立って高まっており、その勢いが途絶えていません。
定価も一緒ですし、カラーは好みの問題ではあります。
ただ、黒×白のコントラストが抜群に映えており、これまでのどのデイトナとも違った雰囲気が白文字盤の人気の理由の一つでしょう。
この人気の差は、実勢相場にも影響が出ており、白文字盤の方が発売以来ずっと黒文字盤よりも高値をキープしていました。
一方で黒文字盤が不人気だとか、そんなことは一切ありません。
黒の使いやすさや、近年「オールブラック」が時計業界の流行りの一つになっていることなども相まって、白文字盤同様、大変よく売れるモデルです。
むしろ、現在では相場が上がりすぎてしまった白文字盤よりもまだ「お値打ち感」があるとして、黒文字盤の方に買いが集中している傾向も見られます。
黒文字盤・白文字盤ともにスペックやカッコよさは変わりませんので、ぜひ欲しい方を買いましょう!
コスモグラフ デイトナ 116500LN 実勢相場と今後の予測
①コスモグラフ デイトナ 116500LN 黒文字盤
②コスモグラフ デイトナ 116500LN 白文字盤
何度も述べているように、現行コスモグラフ デイトナ 116500LNは、かつてないほどのプレミア価格を記録し続けています。
2000年に発売された116520も非常に人気のあるスポーツロレックス「ROLEX」で、やはり発売当初から定価を超える実勢相場を維持し続けてきました。
それでも、定価より35万円~45万円ほど高い、といった程度の相場高騰でした。
しかしながら現在、現行コスモグラフ デイトナ 116500LNの実勢相場は、黒文字盤で定価の2.5倍、白文字盤に至ってはもはや定価のほぼ3倍。
しかも、「そろそろ下がるだろう」と言われ続けて4年が経ちますが、多少のアップダウンはあれど、ほぼ右肩上がりを続けてきたと言っても過言ではありません。
2019年の5~6月頃がピークで、黒文字盤が新品並行相場290万円程度、白文字盤に至っては300万円超えを記録しました。
これは、高値がつきやすいステンレススティール製スポーツロレックスの中でも、大変稀有な事例です。
2020年に入って新型コロナウイルスの影響で流通量が減ったり、生産終了の噂が立ったりしたことでさらに急騰。2021年新作発表前夜に当たる3月には、白・黒文字盤ともに400万円を大きく超える実勢相場を記録しました。
結局2021年の新作発表はなかったためやや落ち着いてきたものの、この記事執筆時点での116500LNの黒文字盤の新品は大体360万円前後~、白文字盤の方は400万円程度~が相場となっております。
中古だと、コンディションにもよりますが、黒文字盤の方が340万円程度~、白文字盤の方が250あるいは390万円程度~。
ロレックスは本当に値崩れしづらいので、それは資産価値が高くリセール時に得をしやすい一方で、新品・中古で価格差が少ない、といった事象にも繋がります。
では、社会情勢などの影響で、今後ロレックス「ROLEX」相場は下がる可能性があるのでしょうか。
相場は水物なので考察の範囲を出ませんが、実はロレックスの流通量に関して気になる事項があります。
新品流通量が、激減しそうなのです。
その理由は二つあります。
一つ目は、前述の通り今なお色濃く影響している新型コロナウイルスのによって、依然として新品流通量が増えていないこと。
2020年3月16日より、スイス国内での新型コロナウイルス感染拡大を受けて、ロレックス「ROLEX」は工場の一時閉鎖を決定しました。当初は10日間とのことでしたが、世界的なウイルスの蔓延により、延長を余儀なくされております。
もちろんこれは致し方ないことですし、また、先日ロレックスから再開に向けて動き始めている、という声明が出されました。
ただ、一部報道では、2020年の製造個数は90万を下回るのでは、と言われています。
この影響は今なお色濃く、決して流通が潤沢とは言えない状況です。
さらに二つ目の理由として、2019年11月より本格的に開始された、ロレックスの転売対策も挙げられます。
ロレックス「ROLEX」の魅力の一つは「資産価値が高い」ことですが、上がりすぎた実勢相場は、「正規店で定価で買ったデイトナを、時計買取店に持ち込む」といったロレックス投資を喚起することとなりました。
そこでロレックスでは、「販売時に保護シールを剥がす」「販売時に必ずブレスレット調整を行う」などを徹底するとともに、「人気モデルに関しては販売時に身分証明書の提示を求め、同一人に同一型番は5年以内の再購入不可」といった新たなルールを制定し、おいそれと転売ができないように対策を採ったのです。
これらの意味するところは、市場からの著しいまでの新品流通量の激減です。
とりわけ後者の転売対策は、「新品であっても保護シールがない」ことから未使用品扱いになったりと、2019年の早い段階から新品相場を上昇させる要因となっていました。
ロレックス「ROLEX」の減産で、この品薄がさらに加速する恐れがあります。