時計が好きblog

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ロレックス「ROLEX」コスモグラフ デイトナ 116500LNを買うなら知っておきたいこと

2021-05-04 00:29:45 | ROLEX/ロレックス

発売から4年が経過しているにもかかわらず、今なお人気が衰えないロレックスの現行コスモグラフ デイトナ 116500LN。

むしろ、年々需要が高まり続けており、それに比例して相場も急上昇。「正規店で定価で買う」ことはもはや不可能に近く、並行輸入店でも仕入れても即完売続き。この4年で、品薄が解消されたことはありませんでした。

今では「キングオブクロノグラフ」という呼び名をほしいままにしております。

 

ロレックス「ROLEX」はスポーツモデルを始め、数多くのロングセラーを抱えています。

それらと一線を画すコスモグラフ デイトナ 116500LNとは、いったいどのような魅力があるのでしょうか。
高まりすぎた相場にもかかわらず、なぜ「それでも欲しい」という紳士たちが後を絶たないのでしょうか。

この記事では、コスモグラフ デイトナ 116500LNの魅力を徹底解剖します!

116500LNのディテールも細かく解説しておりますので、デイトナの購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

コスモグラフ デイトナ 116500LNとはどのような時計か?

①DATA

デイトナ 116500LN

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径40mm×厚さ12.5mm
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:Cal.4130
パワーリザーブ:約72時間
防水性:100m
定価:1,387,100円

②概要

現行コスモグラフ デイトナ 116500LNは、2016年のバーゼルワールドでリリースされました。

1963年に誕生したコスモグラフ デイトナの第6世代にあたり、スポーツロレックスの最上位モデルとなります。

 

基本的なスペックは前世代から受け継がれています。

第5世代 116520で達成した完全自社製ムーブメントCal.4130を搭載。ちなみに第4世代のデイトナ 16520までは、ゼニスのエルプリメロをベースにしたCal.4030が搭載されていました。

ムーブメントが同一ですので、ケース厚や重量に大きな違いはありません。

ただ、116520→116500LNのモデルチェンジで最も大きく変わったものであり、116500LNの人気を決定づけたものと言えば、セラクロムベゼルです。

詳細は後述しますが、セラクロムベゼルは近年ロレックスが順次スポーツロレックスに搭載させている仕様で、セラミックをベースにロレックスが開発・特許取得した独自素材です。

セラクロムベゼルは従来のメタル素材に比べて傷つきづらく耐蝕性・耐紫外線性に富み、経年劣化に強いといった特性を持ちます。

さらにメモリ部分をプラチナコーティングすることで、タキメーター(ベゼル部分のメモリ)の視認性を高めるだけでなく、コスモグラフ デイトナにふさわしい光沢感・クラス感を備えることとなりました。

なお、116500LNより、リファレンスにアルファベットが付くようになりましたが、これはLunette Noir―フランス語で黒いベゼル―の略称と言われています。

左:新型Ref.116500LN/右:旧型Ref.116520

また、116500LNの白文字盤の方はベゼルだけでなくインダイアルにも黒みが備わり、よりメリハリのある顔立ちに仕上がります。

ちなみに12時位置のダイアルプリントもマイナーチェンジが加えられており(白・黒文字盤ともに)、アプライドになってより立体感・高級感が増していますね。

左 :新型116500LN / 右 :旧型116520

 

冒頭でも言及したように、116500LNはコスモグラフ デイトナ史上、かつてない人気を博しています

もちろん歴代コスモグラフ デイトナは非常に需要が高く、116520にしろ、その前の16520にしろ、定価を超えるプレ値が付いてはいました。

でも、116500LNほど、白熱していなかったようにも思います。

116500LNはリリース直後から当店にも膨大なお問い合わせを頂いており、当初から注目度がきわめて高かったことを表していますね。

ちなみに当時は「相場が200万円超えるか?」「180万円くらいか?」などと言われていましたが、現在その予測を大きく裏切る結果になっているのは、後ほど相場の項でお伝えいたします。

コスモグラフ デイトナ 116500LNのディテールの解説とレビュー

次に、実際にコスモグラフ デイトナ 116500LNの画像を用いて、ディテールの解説とそのレビューを行います。

 

①セラクロムベゼル

コスモグラフ デイトナ 116500LNを語る時、何をおいてもセラクロムベゼルでしょう。

コスモグラフ デイトナ自体がレーシーなデザインでかっこいいのですが、やはりセラクロムベゼルによってさらにイケメン顔となったと言えるのではないでしょうか。

 

このセラクロムベゼル、デイトナ初搭載、というわけではありません。

2005年にGMTマスターII 116718LNで採用されて以降、様々なスポーツロレックスのベゼルを彩ってきましたが、デイトナ初は2011年リリースのエバーローズゴールド製116515LNでした。

さらにその二年後、デイトナ50周年を祝して初プラチナモデルRef.116506が登場します。

デイトナ 116506

デイトナ 116506

プラチナという特別感溢れる貴金属をダイナミックに使用した大胆さもさることながら、チェスナット(栗色)カラーのセラクロムベゼルと、清涼感のあるアイスブルー文字盤のカラーリングが非常に印象的。この個体は今なおロレックス随一のプレミアモデルとして君臨しています。

こういった背景を経て、2016年、SSデイトナ116500LNでもセラクロムベゼルの採用に至りました。

 

ちなみにデイトナはスポーツロレックス「ROLEX」には珍しく、ケース・文字盤の素材バリエーションが豊富です。

ベゼルについても、ケースと同一のメタルベゼルとセラクロムベゼルがラインナップに並行して存在している形ですが、どちらかと言えばセラクロムベゼルに人気の軍配が上がるところを見ると、その実力のほどが伺えます(もちろん精悍なメタルベゼルもよく売れるデザインです)。

デイトナ 116500LN

このセラクロム、前述の通りロレックス「ROLEX」の特許取得素材なのですが、独特の光沢感がデイトナのかっこよさと非常によくマッチしています。

セラミックは現在時計業界ではかなりメジャーな素材の一つで、ベゼルのみならずケースやブレスレットに採用するブランドは少なくありません。

セラミックはステンレススティールやゴールドといった伝統的な金属と異なり、傷つきづらい・紫外線で変色しづらい・錆びづらいといった特性があります。また、耐金属アレルギー性に富むことでも知られています。

腕時計は腕を振った拍子に何かにぶつけてしまったり、あるいは意識のないまま小傷が付いていたりしてしまいがち。そんな悩みを解消してくれるとあって、近年各メーカーが意欲的に採用している素材なのです。

ただ、セラミックはともすればカジュアルになりすぎる、と言ったきらいがあります。
そこでロレックスでは独自技術によってプラチナコーティングを行い、デイトナにふさわしい高級感・光沢を身につけました。

ちなみにセラクロムベゼルを一つ製造するのに、約40時間かかるとか。手間暇かけて作られていることがわかりますね。

繰り返しになりますが、このセラクロムベゼルの高級感こそが、デイトナ 116500LNの醍醐味でしょう。

文字盤自体が十分な広さを採っており、サファイアクリスタルガラスの面積が大きい、ということもあるでしょうが、光を受けてきらっと輝く様は結構目立ちます。

仕事柄、お会いする方の腕元に目がいきがちなのですが、116500LNを着けている方はすぐにわかります

「あ、コスモグラフ デイトナだ!」とすぐに思います。

つまり、セラクロムベゼルによってロレックス「ROLEX」 コスモグラフ デイトナのステータス性がより強調されていると言えるでしょう。

 

なお、セラミックは一定方向の強い力に弱い、と言われており、激しい衝撃が加わると割れてしまうことがあります。

しかしながら116500LNのベゼルだけが割れた、というケースを私は知りません。そもそもそれだけ強い衝撃を与えれば、内部機構から不具合が発生するものですが・・・

そのため、実用性・デザイン性・ステータス性全てを担保する、超優秀なベゼルであることは間違いないでしょう。

ちなみに、コスモグラフ デイトナのイケメン顔に一役買う、ベゼルのタキメーター。これは1963年の誕生以来、いくつかのマイナーチェンジを経ております。

現行116500LNのタキメーターバージョンは16520以来から踏襲されている、「UNITS PER HOUR」表記が1時位置に来るタイプで、計測範囲は時速400km~60kmまで。

また、それぞれのキロ数値に逆三角形およびバー、そして100~60までに風防に沿ってサークルが描かれた意匠は、現行の金無垢デイトナと同一のものとなります。

②ケースやブレスレット、そして着用感

コスモグラフ デイトナが、なぜクロノグラフの王者と呼ばれるのか。

その理由の一つは、完成された外装デザインにあるのではないでしょうか。

先ほどセラクロムベゼルについて取り上げましたが、もう一つデイトナのデザインを作り上げているもの。当然ながらケースとブレスレットなのですが、ロレックスは本当に「洗練された」「上品な」という修辞が似合う外装を誇ります。

ケースサイドから見て頂くとより鮮明におわかり頂けるでしょう。
ケース厚も、ブレスレット自体も、きわめて薄く製造されています。

「薄い」とは言えスポーツモデルですので、ケース厚は12mmほどありますし、ケース直径も40mmとスタンダード。でも、その厚みや大きさを感じさせないフォルムなのです!!

それでいて100m防水があるとは・・・同じ100m防水の他社モデルと比べてみても、デイトナは一切の武骨さがありません。

外装は116500LNだけでなく、116520や16520、あるいはエクスプローラーIやGMTマスターIIなどといった他のスポーツロレックスにも言えることなのですが、派手さはないのに本当によく作りこまれていて、サイズ感よりもずっとスタイリッシュに見えてしまいます。

仕上げ自体はポリッシュとサテンを組み合わせたスタンダードなものなのですが、荒っぽさは一切なく、また、ケースやコマが若干湾曲している造りのため、腕にもジャストフィットします。

「薄い」「スタイリッシュ」とはいえステンレススティール製ですので、重量は140gちょっとと、通常のスポーツモデルと同程度。

でも、腕に良い感じにフィットするので、これまたそこまで重さを感じないでしょう。

実際、コスモグラフ デイトナ 116500LNをご試着されて、「より欲しくなった」という方が少なくありません。

前述した「光沢」「高級感」と併せて、本当に「よくこの姿で生まれてきてくれました!!」と言いたいです。

 

なお、バックルは2015年頃から採用され始めた内部がポリッシュ仕上げの新クラスプとなっております。

116520だと後期の製造個体で確認されるものですね。

高級感があるだけでなく堅牢で、しっかりとハマって落下のリスクが低減された実用性高いものとなっており、ロレックス「ROLEX」が「実用時計の王者」であることを、改めて感じさせる一幕です。

 

③ムーブメント

ロレックスは今時珍しく、シースルーバックを採用していません。

あくまで実用時計であり続けることに、こだわっているのでしょう。

とは言え、そこはロレックス。ムーブメント一つとっても、ストーリーがあります。

先ほど概要欄でもご紹介したように、116500LNには116520と同一である、完全自社製ムーブメントCal.4130が搭載されています。

そのさらに先代の16520までは、ゼニスのエル・プリメロをベースにしたCal.4030がロレックス唯一のクロノグラフ機として用いられていました。

当然現行品の方がスペックアップされているのですが、あえてエル・プリメロを搭載したデイトナの方をご購入されるロレックス愛好家はかなりの数いらっしゃいます。

でも、Cal.4130は4030と比べて、具体的に何が異なるのでしょうか。

Cal.4030ベースのエルプリメロは「ハイビート」が売りのムーブメントです。

このビートというのはテンプの振動数で、ここが速ければ速いほど高精度を叩き出すことが可能です。エルプリメロは36,000振動/時(1秒間に10振動)で、時計業界ではきわめてハイビートと言えます。

そのため16520に搭載されていたCal.4030はハイビートゆえに高精度だったのですが、やや大きく肉厚という弱点を抱えていました。また、製造工程が複雑で、効率的な量産化という面で欠点があったとも言います。

 

そこでCal.4130では、クロノグラフ機構に関わるパーツを約60%削減し、さらにその他機構をダウンサイジング。

振動数を28,800振動/時(1秒間に8振動)に落とし、代わってパワーリザーブを従来の54時間から約72時間と、大幅に延長することに成功しました。

さらに今ではロレックス「ROLEX」のムーブメントの主流となっているパラクロムヒゲゼンマイを初めて用い、耐磁性を高めたことも特筆すべき点となります。

ちなみにこの「約3日間」のロングパワーリザーブ。

今でこそ一種のスタンダードになっていますが、Cal.4130がリリースされた2000年当時はまだ2日程度が主流の時代です。

この当時から、「土日に時計を外していても、月曜にまた動いている」という常識を覆した、ロレックス「ROLEX」の先見性には驚かされます。

なお、キャリバーは同一ですが、116520と116500LNで全く同じ機械が使われているかと言うと、厳密には違います。

ロレックス「ROLEX」は2015年より、LiGA(Lithography Galvonoplasty)と呼ばれるミクロの加工技術によってパーツをチューンアップさせたり、独自の高精度クロノメーター規格(Superlative Chronometer)を用い、通常のCOSC(クロノメーター)よりもさらに厳格な検査に通った機械のみを製品化させたりと、ムーブメントの精度・信頼性・実用性の改良に余念がありません。

つまり、現行116500LNに搭載されているムーブメントは最新版であり、ロレックスの最先端技術の粋が詰まっていると言えるでしょう。

もっとも、過去のムーブメントが粗悪であるとか、そういった事実はありません。
むしろクロノグラフに限らずロレックスは年式の古い個体でもメンテナンスさえきちんと行えば問題なく普段使いできるものがほとんどで、これまたロレックスの実力の程が伺えるエピソードとなっています。

コスモグラフ デイトナ 116500LNは黒文字盤と白文字盤どちらが人気か?

コスモグラフ デイトナ 116500LNのバリエーションは、黒文字盤か白文字盤の二択です。
そして、116520まではデイトナの人気カラーと言えば、間違いなく黒文字盤の方に軍配が上がりました。

しかしながら116500LNでは、その逆転現象が起きています。
すなわち、白文字盤の方が黒文字盤よりも人気を博しているのです。

エクスプローラーIIなど、黒・白のツーラインである場合、そう大きく人気に差がつかないものです。どちらも使いやすく、定番のカラーリングであるためです。

しかしながらことデイトナとなると別。
発売当初から白文字盤への注目度が目立って高まっており、その勢いが途絶えていません。

定価も一緒ですし、カラーは好みの問題ではあります。
ただ、黒×白のコントラストが抜群に映えており、これまでのどのデイトナとも違った雰囲気が白文字盤の人気の理由の一つでしょう。

 

この人気の差は、実勢相場にも影響が出ており、白文字盤の方が発売以来ずっと黒文字盤よりも高値をキープしていました。

一方で黒文字盤が不人気だとか、そんなことは一切ありません。

黒の使いやすさや、近年「オールブラック」が時計業界の流行りの一つになっていることなども相まって、白文字盤同様、大変よく売れるモデルです。

むしろ、現在では相場が上がりすぎてしまった白文字盤よりもまだ「お値打ち感」があるとして、黒文字盤の方に買いが集中している傾向も見られます。

黒文字盤・白文字盤ともにスペックやカッコよさは変わりませんので、ぜひ欲しい方を買いましょう!

 

 

コスモグラフ デイトナ 116500LN 実勢相場と今後の予測

①コスモグラフ デイトナ 116500LN 黒文字盤

デイトナ 116500LN

定価:1,387,100円

新品並行相場:360万円前後~

 

②コスモグラフ デイトナ 116500LN 白文字盤

デイトナ 116500LN

定価:1,387,100円

新品並行相場:400万円程度~

何度も述べているように、現行コスモグラフ デイトナ 116500LNは、かつてないほどのプレミア価格を記録し続けています。

2000年に発売された116520も非常に人気のあるスポーツロレックス「ROLEX」で、やはり発売当初から定価を超える実勢相場を維持し続けてきました。
それでも、定価より35万円~45万円ほど高い、といった程度の相場高騰でした。

しかしながら現在、現行コスモグラフ デイトナ 116500LNの実勢相場は、黒文字盤で定価の2.5倍、白文字盤に至ってはもはや定価のほぼ3倍

しかも、「そろそろ下がるだろう」と言われ続けて4年が経ちますが、多少のアップダウンはあれど、ほぼ右肩上がりを続けてきたと言っても過言ではありません。

2019年の5~6月頃がピークで、黒文字盤が新品並行相場290万円程度、白文字盤に至っては300万円超えを記録しました。

これは、高値がつきやすいステンレススティール製スポーツロレックスの中でも、大変稀有な事例です。

2020年に入って新型コロナウイルスの影響で流通量が減ったり、生産終了の噂が立ったりしたことでさらに急騰。2021年新作発表前夜に当たる3月には、白・黒文字盤ともに400万円を大きく超える実勢相場を記録しました。

結局2021年の新作発表はなかったためやや落ち着いてきたものの、この記事執筆時点での116500LNの黒文字盤の新品は大体360万円前後~、白文字盤の方は400万円程度~が相場となっております。

中古だと、コンディションにもよりますが、黒文字盤の方が340万円程度~、白文字盤の方が250あるいは390万円程度~。

ロレックスは本当に値崩れしづらいので、それは資産価値が高くリセール時に得をしやすい一方で、新品・中古で価格差が少ない、といった事象にも繋がります。

 

では、社会情勢などの影響で、今後ロレックス「ROLEX」相場は下がる可能性があるのでしょうか。

相場は水物なので考察の範囲を出ませんが、実はロレックスの流通量に関して気になる事項があります。

新品流通量が、激減しそうなのです。

その理由は二つあります。

一つ目は、前述の通り今なお色濃く影響している新型コロナウイルスのによって、依然として新品流通量が増えていないこと。

2020年3月16日より、スイス国内での新型コロナウイルス感染拡大を受けて、ロレックス「ROLEX」は工場の一時閉鎖を決定しました。当初は10日間とのことでしたが、世界的なウイルスの蔓延により、延長を余儀なくされております。

もちろんこれは致し方ないことですし、また、先日ロレックスから再開に向けて動き始めている、という声明が出されました。

ただ、一部報道では、2020年の製造個数は90万を下回るのでは、と言われています。

この影響は今なお色濃く、決して流通が潤沢とは言えない状況です。

さらに二つ目の理由として、2019年11月より本格的に開始された、ロレックスの転売対策も挙げられます。

ロレックス「ROLEX」の魅力の一つは「資産価値が高い」ことですが、上がりすぎた実勢相場は、「正規店で定価で買ったデイトナを、時計買取店に持ち込む」といったロレックス投資を喚起することとなりました。

そこでロレックスでは、「販売時に保護シールを剥がす」「販売時に必ずブレスレット調整を行う」などを徹底するとともに、「人気モデルに関しては販売時に身分証明書の提示を求め、同一人に同一型番は5年以内の再購入不可」といった新たなルールを制定し、おいそれと転売ができないように対策を採ったのです。

 

これらの意味するところは、市場からの著しいまでの新品流通量の激減です。

とりわけ後者の転売対策は、「新品であっても保護シールがない」ことから未使用品扱いになったりと、2019年の早い段階から新品相場を上昇させる要因となっていました。

ロレックス「ROLEX」の減産で、この品薄がさらに加速する恐れがあります。


2020年9月新作ロレックス サブマリーナ デイト 126610LN 発表された

2020-12-04 00:30:30 | ROLEX/ロレックス

2020年9月WEB上で発表された 新型「サブマリーナー 41」
セラミックベゼル採用モデルとしては第二世代となるこのモデルは
ケースサイズが40ミリから41ミリへと変更となり、ラグは1ミリ細くなり、ブレス幅が1mm太くなっています。
前モデルからは文字盤6時位置に王冠マークが追加されムーブメントが
Cal.3135からCal.3235へ変更されました。
精度をクロノメーター規格の倍に設定、ロレックスが取得した14件もの特許技術が使われ、
新パーツを90%以上採用、精度の核となる脱進機や香箱も一新、
従来のロレックスムーブメントの約倍となる
70時間のロングパワーリザーブを誇り、使い勝手も向上しています。
ロレックスを代表するモデルがさらなる進化を遂げました。

カテゴリ ロレックス サブマリーナー126610LN(新品)

型番 126610LN
機械 自動巻き
材質名 ステンレス
ブレス・ストラップ ブレス
タイプ メンズ
カラー   ブラック   
外装特徴 回転ベゼル
ケースサイズ 41.0mm
機能 デイト表示

    1. ROLEX/ロレックス
    2. サブマリーナー

 


2020年9月新作ロレックス サブマリーナ デイト 126619LB発表された

2020-12-04 00:23:16 | ROLEX/ロレックス

ロレックス サブマリーナ デイト 126619LBは、サブマリーナーとサブマリーナー デイトの新世代モデルを発表。これらはロレックスとダイビングの世界との歴史ある絆を象徴する時計である。どちらの時計もデザインが新しくなり、少し大きくなった41 mmサイズで、ケースサイドに光が反射し、ケースの輪郭を際立たせる。また、新デザインのブレスレットを備えている。

カテゴリ ロレックス サブマリーナー 126619LB(新品)

型番 126619LB
機械 自動巻き
材質名 ステンレス
ブレス・ストラップ ブレス
タイプ メンズ
カラー  ブルー  
外装特徴 回転ベゼル
ケースサイズ 41.0mm
機能 デイト表示

    1. ROLEX/ロレックス
    2. サブマリーナー

 


2020年9月新作ロレックス サブマリーナ デイト 126610LN発表された

2020-12-03 23:57:40 | ROLEX/ロレックス

2020年11月現在、126610LVおよび126610LNは定価を遥かに超えるプレミア価格で取引されています。

サブマリーナ デイト 126610LNの国内定価は965,800円ですが、現在の並行輸入市場では170万円台。サブマリーナ デイト 126610LVに至っては、国内定価1,009,800円のところ230万円台!!

初値ほどではありませんが、まだまだ高値と言っていいでしょう。

カテゴリ ロレックス サブマリーナー 126610LV(新品)

型番 126610LV
機械 自動巻き
材質名 ステンレス
ブレス・ストラップ ブレス
タイプ メンズ
カラー グリーン
外装特徴 回転ベゼル
ケースサイズ 41.0mm
機能 デイト表示

    1. ROLEX/ロレックス
    2. サブマリーナー

 


偽物ロレックス「ROLEX」スーパーコピーの見分け方と注意点

2020-06-05 00:21:47 | ROLEX/ロレックス

時計、バッグ、財布、服。

以前は粗が目立ちましたが、今は遠目から見ると本物にしか見えないほど精密な作りです。

高級ブランド品にはどうしても偽物が付き物ですが、近年「時計」の偽物製造技術が格段に向上しています。

そこで今回は偽物時計の定番であるロレックスのコピー品に見受けられる特徴について解説します。

折角購入した時計が偽物だった!

そんな悲劇に見舞われない為にも是非ご一読ください。

偽物(スーパーコピー)ロレックスの基礎知識

偽物(スーパーコピー)ロレックスは主に中国を中心とするアジアの国々で作られています。

ロレックス「ROLEX」は一流の時計職人によって手掛けられる最高級の時計ですが、偽物は技術力に劣る作業員が「低コストでどれだけ似せるか」に力を注いだ模造品ということになります。

偽物を作ることも買うことも本来は違法なのですが、インターネットの普及により完全に取り締まることが難しく、未だに偽物が市場に出回っています。

ロレックスの定番ラインナップであれば、どれも偽物が存在します。

ただ、その中でも特に需要の高いエクスプローラーやサブマリーナの模造品のクオリティーは年々上がっており、プロの目から見ても危うく騙されるほどです。

とはいえ偽物に関する情報共有は業界内でも進んでおり、偽物はほぼ確実に判別することができます。

偽物(スーパーコピー)ロレックスを見分けるポイント

ここからは本物と偽物を見分けるためのポイントを紹介致します。

偽物を掴まないためにも、是非ご一読ください。

ケースラグの幅が太い

「ROLEX」エクスプローラーによく見受けられる特徴ですが、偽物は本物よりもラグが太いことが多いです。

ディテールが少し雑になっており、シャープさに欠けます。

 

ケースの刻印がない

本物のロレックス「ROLEX」には12時側のケースサイドに型番が刻印されています。この刻印はブレスレットを外さないと確認できないため、偽物はわざわざ刻印を施しません。

もし、購入したロレックス「ROLEX」に違和感を感じた場合、この刻印を探してみてください。

無ければ偽物の可能性が高いでしょう。

 

 

LOGO王冠マークと「ROLEX」の文字が雑

王冠マークとROLEXの文字は職人の優れた技術によって書かれた繊細な装飾です。

本物は文字がシャープな線で描かれていてクッキリとして印象を与えますが、偽物は目に見えて太くなっています。

近年のスーパーコピー品はかなり本物に近づいていますが、ルーペで細部を除くとまだまだ粗が目立ちます。

クラウンマークが雑

ロレックス「ROLEX」にはリューズやクラスプにクラウンマークが刻印されていますが、金具類に精巧な刻印を施すのは難しいです。

そのため、偽物の刻印はよく見るとかなり雑な仕上がりになっています。

デイトジャスト機構がない

ロレックス「ROLEX」の日付表示は午前0時の日付変更が一瞬で終わるデイトジャスト機構が備わっています。

この機構は偽物には真似のできないモノであるため、カレンダーを回すことで偽物かどうか確認することが可能です。

ただ、本物であっても故障によってデイトジャスト機構が機能していないこともあるため、真偽の判別は他の項目も合わせて確認してください。

針の動きがスムーズさに欠ける

偽物は外観は似せることができても、ムーブメントまでは似せることが出来ません。

そのためスーパーコピー品であっても多少スムーズさに欠ける部分があります。

概ねの偽物は段階的に動くので、1つの指標としてください。

logo王冠の透かしマークがはっきりと見える

2003年以降に発売されたロレックスは全てガラスにlogo王冠透かしマークが施されています。これは増えすぎた偽物に対するコピー対策の刻印であり、精密機械によって偽物には決して真似できない繊細な刻印です。

この刻印は高精度のルーペを使って斜めから見ないと見えません。コピー業者も懸命にこれを真似ていますが、ハッキリ見えすぎています。

肉眼でわかるくらいに刻印が濃いモノの偽物です。

偽物ロレックススーパーコピーを買わないために

偽物に対する情報共有により、優良時計店であれば偽物を手にしてしまう可能性は極めて低いです。

ロレックスを購入するのであれば、正規店や優良並行店といった確実な購入ルートで買うように心がけましょう。

口コミに優れる専門店で購入すれば、間違いなく本物を手に入れることができます。

 

逆に避けたほうがよいのはオークション経由や信頼性の低いサイト。

どちらも一見相場より安く買えてしまうため、飛びつきたくなりますが、相場よりも著しく安価に販売しているサイトは危険です。

 

乱立されるコピーロレックス「ROLEX」販売業者

相場よりも著しく安価に販売しているサイトの多くは海外に拠点を置くコピー品販売業者です。

日本向けにWEB販売を展開しており、個人の方が国内から購入できてしまいます。

しかし、そのようなコピー品を販売しているサイトは電話番号、住所が掲載されていないことも多々あり、そもそもが怪しげです。

税関で引っ掛かると商品は届きませんし、返金もされません。さらには、その業者が摘発され、顧客リストもチェックされた場合は違法品を買ったということが分かってしまいます。

何一つ良いことはないので、絶対にこのようなサイトで購入するのはやめてください。

まとめ

今尚進化を続ける偽物ロレックス。

一昔前よりも製造技術が上がっており、素人目には中々判別が難しいクオリティーになってきています。

一番大切なのは信頼のおける店舗で購入すること。

細部まで確認すれば本物か偽物かは判別することが出来ますが、偽物を手にするリスクを自分から負わないことが最も重要です。