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第1・江北新開外壁塗装改修工事 その②

2019-02-01 10:34:32 | STAFF N
その①では第1揚水機場の工事状況を紹介しましたが、今回はその②、江北新開揚水機場電気室の外壁塗装改修工事の紹介です。

江北新開揚水機場電気室は昭和49年ほ場整備事業Ⅱ期工事で江北揚水機場として建築され、その後昭和60年のかんがい排水事業で揚水系統の統合に伴い電気室に改造されたコンクリートブロック積の年代を感じる建物です。
外壁は昭和60年改造時に塗装改修が行われていますが建築から44年、外壁改修から33年が経過し塗装が劣化、コンクリートブロック目地から内部に雨水が浸透、また建築当時のままの屋根防水モルタル層は劣化し剥がれ素地が露出している状態で早期改修が必要な状態でした。

第1揚水機場と同じく外壁塗装には下地のひび割れにも強く密着、防水性、耐候性に強く柔軟性、弾性の優れた塗装を採用、既存の目地ひび割れの保護また今後の多少のひび割れにもゴムのような弾力性でしっかりと威力を発揮してくれることでしょう。
屋根防水材にも伸縮防水性能の優れたウレタン塗膜工法を採用、劣化した素地にも密着し性能を発揮してくれると思います。

工事は第1揚水機場と合わせて倉吉市上米積の上口工業さんに施工していただきました。


工事前の江北新開揚水機場電気室


塗装の劣化、コンクリートブロックの目地にひび割れが見受けられます。


工事前の電気室内部の状況です。雨水が内部に浸透してきています。


工事前の電気室屋根状況です。防水層が劣化し一部剥がれてしまっています。




既存の残った防水層をはつり撤去。素地が露出の状態にしてから施工です。


防水層を撤去した素地も劣化が進行。びび割れ等も見受けられました。
劣化した素地を下地調整セメントで補修作業状況です。
写真左側が下地施工前の素地。右側が下地調整セメント施工中の状況です。


下地調整後ウレタン塗膜防水を施工し完成です。
荒れた素地のため内部に影響が出ないよう屋根部を先に仕上げていただきました。


コンクリートブロック目地を下地調整セメント補修


目地部を補修した後全体を下地調整セメントで補修


建具廻りのシーリングも撤去し改修


下地調整後シーラーを塗布し主剤2回、上塗り(仕上げ)2回施工


劣化していた接地端子盤や保護管も塗装していただきました。


塗装完成状況です。
錆で動かなくなっていたシャッターと入口ドアも合わせて改修しました。

外見は新築?というくらい綺麗になり、築44年ととても古い建物ですがまだまだ現役で利用していけそうです。

他にも築30年以上経過した建物が多数あり今後補助事業を活用しながら順次改修を計画していく予定です。

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