![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/b0/53cffb5f2483fa7ea2341fb4691b8643.jpg)
私は、歴史小説を書いてきた。
もともと歴史が好きなのである。両親を愛するようにして、歴史を愛している。
歴史とはなんでしょう、と聞かれるとき、
「それは、大きな世界です。かつて存在した何億という人生がそこにつめこまれいるせかいなのです。」
と答えることにしている。
私には、幸い、この世にたくさんのすばらしい友人がいる。
歴史の中にもいる。そこには、この世ではこの世では求めがたいほどにすばらしい人たちがいて、私の日常をはげましてたり、なぐさめたりしてくれているのである。
だから、私は少なくとも二千年以上の時間の中を、生きているようなものだと思っている。この楽しさは―もし君たちさえそう望むなら―おすそ分けしてあげたいほどである。
鎌倉時代の武士たちは 「たのもしさ」ということを、たいせつにしてきた。人間は、いつの時代でもたのもしい人格を持たねばならい。
人間というのは、男女とも、たのもしくない人格にみりょくを感じないのである。
も一度くり返そう。さきに私は自己を確立せよ。と言った。自分にきびしく、相手にはやさしく、とも言った。いたわりという言葉も使った。それらを訓練せよ。とも言った。それらを調練すうことで。自己が確立されていくのである。そして、「たのもしい君たち」になっていくのである、
・・・・・・・・いつの時代になっても、人間が生きていくうえで、欠かすできない心がまえというものである。
※司馬遼太郎「十六の話」中央公論社 より抜粋
真夏のような笑顔で 21世紀を乗り越えたい。
***********************************
きびしい経済状態ですが 2000年以上の歴史のから 考えると 非常に恵まれています。 十六の話 是非お勧めです。
※写真は 私なりの21世紀の笑顔
もともと歴史が好きなのである。両親を愛するようにして、歴史を愛している。
歴史とはなんでしょう、と聞かれるとき、
「それは、大きな世界です。かつて存在した何億という人生がそこにつめこまれいるせかいなのです。」
と答えることにしている。
私には、幸い、この世にたくさんのすばらしい友人がいる。
歴史の中にもいる。そこには、この世ではこの世では求めがたいほどにすばらしい人たちがいて、私の日常をはげましてたり、なぐさめたりしてくれているのである。
だから、私は少なくとも二千年以上の時間の中を、生きているようなものだと思っている。この楽しさは―もし君たちさえそう望むなら―おすそ分けしてあげたいほどである。
鎌倉時代の武士たちは 「たのもしさ」ということを、たいせつにしてきた。人間は、いつの時代でもたのもしい人格を持たねばならい。
人間というのは、男女とも、たのもしくない人格にみりょくを感じないのである。
も一度くり返そう。さきに私は自己を確立せよ。と言った。自分にきびしく、相手にはやさしく、とも言った。いたわりという言葉も使った。それらを訓練せよ。とも言った。それらを調練すうことで。自己が確立されていくのである。そして、「たのもしい君たち」になっていくのである、
・・・・・・・・いつの時代になっても、人間が生きていくうえで、欠かすできない心がまえというものである。
※司馬遼太郎「十六の話」中央公論社 より抜粋
真夏のような笑顔で 21世紀を乗り越えたい。
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きびしい経済状態ですが 2000年以上の歴史のから 考えると 非常に恵まれています。 十六の話 是非お勧めです。
※写真は 私なりの21世紀の笑顔
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