ブランク対策

介護職がブランク明けで復帰する際のポイントを解説

介護職がブランク明けに家族優先で過ごすには

2023-01-13 01:47:39 | 配偶者

ブランク明けでいよいよ介護職復帰となると、期待と不安を抱き、新しい生活のスタートに緊張する人もいるはずです。
介護職は産休や育児休暇後に再就職を望む人も多く、求人件数も多いです。
経験者とはいえ、子育てをしながらの勤務が初めてなら家庭や子供への配慮は十分考えてから復帰しましょう。

介護職は多くの場合シフト制で、退勤間際には次の介護職に申し送りを行いますが、利用者の状態によっては必ず定時で帰れるわけではありません。
仕事なので中途半端にするわけにいかず、かといって仕事を優先するとその分家庭が犠牲になってしまう事もあります。
このようなことを避けて子供を優先するためには、とにかく人の助けを借りる事が大切です。
家事なら配偶者の方はもちろん、両家ご両親、親せき、兄弟またはシッターさんなどもいます。
育児はだんだん追い詰められていくと思考が狭くなり、通常の考え方ができなくなります。
その前に対策をうちましょう。

もう一つは、配偶者や同居人の人への配慮です。
配偶者は特に(言わなくてもわかってくれるはず)という考えを捨ててよく話合いをする機会をつくることです。
家事や育児を一緒に行うためには、決して一方的な都合では成り立ちません。
仕事でもプライベートでも介護をしている人は少なくありません。
これも育児と一緒で、誰でも構いませんので第三者を頼りましょう。
家族の介護というものは、時に家族だからこそつらい時があります。
適材適所でそれぞれが社会的生活を快適に送るには、利用できる制度やサービスは積極的に使いましょう。


ブランク後に同じ職場に戻ることのメリットとデメリット

2022-12-22 01:47:39 | 介護職

介護職の離職3大理由は、出産育児、方針が合わない、人間関係の3つがほとんどを占めています。
ブランクを経て介護職に復帰する率は実は他の職種よりも高く、その理由は仕事に慣れていることや、求人が多くあることなどです。
介護職から介護職の転職は珍しくありません。
人によっては、退職した前の施設に戻ってくることもあります。

今でこそ、一般企業での産休や育休は権利として認められつつありますが、介護施設にとっては介護報酬という制度そのものが原因で産休をとりづらい現状もあります。
施設の規模によって人員が制限されている介護職は、前と比べると規制緩和がされてきたものの、出産・育児を得てブランク明けに再就職をする人は不安でたまりません。
そのため、退職した介護施設へ戻るケースは、介護職では珍しくありません。

出戻りで再就職するメリットは、職場の雰囲気に早くなじみやすい、仕事内容を把握できていることなどがあります。
採用する側にとっても万年人手不足のため慣れている人が欲しいので、採用されやすい傾向です。
もちろん退職の際の理由や、元々の人間関係などが重視されるのは言うまでもありません。
デメリットは、システムや人間関係が前と変わっていたりすることです。
必ずしも前と一緒というわけではないので、心機一転、新しい制度や仕事内容をきちんと学ぶ姿勢は持っておいた方がよいでしょう。
人によっては、「またすぐやめるのではないか」と疑う人もいます。
働く姿勢で判断してもらうしかないので、予め覚悟して復帰しましょう。