ブランク対策

介護職がブランク明けで復帰する際のポイントを解説

ブランク後に同じ職場に戻ることのメリットとデメリット

2022-12-22 01:47:39 | 介護職

介護職の離職3大理由は、出産育児、方針が合わない、人間関係の3つがほとんどを占めています。
ブランクを経て介護職に復帰する率は実は他の職種よりも高く、その理由は仕事に慣れていることや、求人が多くあることなどです。
介護職から介護職の転職は珍しくありません。
人によっては、退職した前の施設に戻ってくることもあります。

今でこそ、一般企業での産休や育休は権利として認められつつありますが、介護施設にとっては介護報酬という制度そのものが原因で産休をとりづらい現状もあります。
施設の規模によって人員が制限されている介護職は、前と比べると規制緩和がされてきたものの、出産・育児を得てブランク明けに再就職をする人は不安でたまりません。
そのため、退職した介護施設へ戻るケースは、介護職では珍しくありません。

出戻りで再就職するメリットは、職場の雰囲気に早くなじみやすい、仕事内容を把握できていることなどがあります。
採用する側にとっても万年人手不足のため慣れている人が欲しいので、採用されやすい傾向です。
もちろん退職の際の理由や、元々の人間関係などが重視されるのは言うまでもありません。
デメリットは、システムや人間関係が前と変わっていたりすることです。
必ずしも前と一緒というわけではないので、心機一転、新しい制度や仕事内容をきちんと学ぶ姿勢は持っておいた方がよいでしょう。
人によっては、「またすぐやめるのではないか」と疑う人もいます。
働く姿勢で判断してもらうしかないので、予め覚悟して復帰しましょう。