ブランク明けでいよいよ介護職復帰となると、期待と不安を抱き、新しい生活のスタートに緊張する人もいるはずです。
介護職は産休や育児休暇後に再就職を望む人も多く、求人件数も多いです。
経験者とはいえ、子育てをしながらの勤務が初めてなら家庭や子供への配慮は十分考えてから復帰しましょう。
介護職は多くの場合シフト制で、退勤間際には次の介護職に申し送りを行いますが、利用者の状態によっては必ず定時で帰れるわけではありません。
仕事なので中途半端にするわけにいかず、かといって仕事を優先するとその分家庭が犠牲になってしまう事もあります。
このようなことを避けて子供を優先するためには、とにかく人の助けを借りる事が大切です。
家事なら配偶者の方はもちろん、両家ご両親、親せき、兄弟またはシッターさんなどもいます。
育児はだんだん追い詰められていくと思考が狭くなり、通常の考え方ができなくなります。
その前に対策をうちましょう。
もう一つは、配偶者や同居人の人への配慮です。
配偶者は特に(言わなくてもわかってくれるはず)という考えを捨ててよく話合いをする機会をつくることです。
家事や育児を一緒に行うためには、決して一方的な都合では成り立ちません。
仕事でもプライベートでも介護をしている人は少なくありません。
これも育児と一緒で、誰でも構いませんので第三者を頼りましょう。
家族の介護というものは、時に家族だからこそつらい時があります。
適材適所でそれぞれが社会的生活を快適に送るには、利用できる制度やサービスは積極的に使いましょう。