ある夏の夜明け。明け方の空に浮かび上がる赤城山を背に赤い機関車に牽かれた工事用臨時列車が八高線を往く。夜中のうちに竹沢駅でレールを卸し未明に毛呂駅で折り返し何度か小休憩を挟みながら高崎へ。この築堤の先は県境を超える橋、夜通し走った列車ももうすぐ終着駅です。2018/06八高線 工9221