かつて東京を忙しなく走り回っていた路面電車。今は埼玉県の山の中でひっそりと余生を送る。足回りこそないものの、屋根が付けられて綺麗に管理されています。ちょうどやってきた八高線の列車と絡めて撮影。このぽつんと佇む感じが堪りません。日もだいぶ傾き始めた頃、廃電車の車内を覗き込むとそこには不思議な世界が広がっていました。この電車の中と外で世界が違うのかもしれない…そんな妄想をしつつ反対側の窓の外に八高線を添えて。2023/12/30八高線 毛呂〜高麗川