沖縄・琉球聖地巡り

沖縄の聖地,御嶽,ぐすく,あがりうまーい(東御廻り)、そして南城市について書いてみようと思います。

“東御廻り”4 場天御嶽(ばてんうたき)

2011-10-13 14:20:21 | あがりうまーい(東御廻り)
場天御嶽(ばてんうたき)

道路から少し入った小高い丘(森?)の御嶽。

車を停めて石段をのぼると森の中の広場のような場所があり、
そこに拝所(うがんじゅ)が点在している。


木々に覆われてるのでとても涼しく感じた。


佐敷は琉球三山統一を果たした尚巴志(しょうはし)ゆかりの地。
伊平屋島からこの地に移り安住したその偉大なる祖父・佐銘川大主(さめがわうふぬし)を祭る場天御嶽。
こんもり茂る緑の中、イビ御嶽ほか6つの拝所が点在。



イビ:最も神聖な場所
神が鎮座、降臨するところといわれてます。

イビには香炉が置かれ、
周縁には神の依代となる自然石やクロツグ(ヤシ科の常緑低木/方言ではマーニ)、
クバの神木がある。




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“東御廻り”3 親川(うぇーがー/えーがー)

2011-10-13 14:13:37 | あがりうまーい(東御廻り)



御殿山(うどぅんやま)に降臨した天女が涌井(カー)の水を産湯に使ったと伝えられてる場所です

天女の御子が産湯に浸かったと伝承されるカー(井泉・樋川)。


御水撫でや東御廻りの御用水として霊泉より水が汲み上げられていたそうですが、
今は霊泉口の上に拝殿が建てられています




与那原親川は天地開闢のむかし、
御殿山に天降りした天女が、
その御子の出産に当り、
産湯を召したとの神話に発し、
琉球王朝時代は国王の久高島参詣、
聞得大君の御新下り(ウアラウリ)や東御廻り(アガリウマーイ)の際、
首里出発後最初の拝所となり、
休憩地としてご用水を献じた所と伝えられている。
澄みきって冷たい水が滾々湧きでるこの古泉は人々の崇拝を集めた霊所であった。







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“東御廻り”2 御殿山(うどぅんやま)

2011-10-10 16:28:55 | あがりうまーい(東御廻り)


与那原町にある拝所です

天女が降り立ったと伝えられる御殿山(うどぅんやま)


小さな拝殿があります。




御新下り(ウアラウリ・オアラオリ)と呼ばれる聞得大君(きこえおおぎみ)の即位儀礼の折に仮御殿(うかりや)が造られ、
近くの親川(うぇーがー)の水で御水撫(うびぃなでぃ)の儀式が行われた場所。



国王や聞得大君(きこえおおぎみ)の久高島参詣の発着地でもあり、
その時にも仮御殿(うかりや)が造られ、
与那原の浜から久高島へ渡ったとされています。




場所は与那原コミュニティーセンターの裏手にあります。





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“東御廻り”1 園比屋武御嶽(すぬひゃんうたき)

2011-10-04 16:24:00 | あがりうまーい(東御廻り)
神拝行事として始まった東御廻り(あがりうまーい)
琉球の精神文化にふれるプチ巡礼





“東御廻り”1ヶ所目


園比屋武御嶽(すぬひゃんうたき)

石門は世界遺産に登録されています。



拝殿に当たるもので、本殿は石門の後ろに広がる森だと聞きました


礼拝所は石門の前になるのでこちらでまずはご挨拶を。


沖縄の神様に失礼のないように、
ご挨拶・・・

「沖縄に魅せられて、沖縄に通い続けているKa-mmy☆です。
ヤマトから来ました。
今回は東御廻り(あがりうまーい)をさせていただきます。
失礼のないようにお邪魔させていただきます。
どうぞよろしくお願いします。」




園比屋武御嶽は、国王が首里城を出て各地に巡行する祭に安全を祈願した拝所といわれてます。





続く☆



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琉球神話・聖地巡り“東御廻り・あがりうまーい”

2011-10-03 16:54:29 | あがりうまーい(東御廻り)
南部海岸線に沿って、 
琉球神話ゆかりの聖地をめぐってきました。




“東御廻り(あがりうまーい)”

1:園比屋武御嶽
(そのひゃんうたき)
2:御殿山
(うどぅんやま)
3:親川
(うぇーがー)
4:場天御嶽
(ばてんうたき)
5:佐敷上グスク
(さしきうぃぐすく)
6:テダ御川
(てだうっかー)
7:斎場御嶽
(せーふぁーうたき)
8:知念グスク
(ちねんぐすく)
9:知念大川
(ちねんうっかー)
10:受水・走水
(うきんじゅ・はいんじゅ)
11:ヤハラヅカサ
12:浜川御嶽
(はまがーうたき)
13:ミントングスク
14:玉城グスク
(たまぐすくぐすく)


御嶽やグスクには、何ヶ所か何度か、
行かせていただいてますが、
“東御廻り”として南部の聖地をまわったのは初めてでした。



なぜ“東御廻り”に行こうと思ったのか…?



もともと沖縄本島・南城市がなぜだか大好きで、
懐かしさを感じるというか落ち着くというか、
不思議な感覚で・・・
不思議なことも多くて・・・

うまく説明はできませんが、
ルーツを求めるような感覚だったのかもしれないです。

それと、“森”に行きたい!と思ったから。


沖縄に行く前に、
いつもお世話になってるカミンチュのKさんに電話して、
「沖縄の森に行ってみたいと思ってるんだけど…」
って言ってみた。

「あんたいっつも沖縄に来たら森に行ってるさ~」とKさん。


「森に行ってる??私、沖縄で森に行ったことあったかな?」


「うたきやグスク、沖縄に来たらいつも行ってるでしょ。」


「そっか!うたきやグスク、いつも必ず行って沖縄の神様にご挨拶してるっ!」


ちょっと話がスピリチュアルな方向にいっちゃいましたね



そんなこんなで、
Kさんとの会話からも“東御廻り”に強く惹かれて、
緑の森に神々が宿る琉球の聖地“東御廻り”に行ってみることになりました。




“東御廻り”

『琉球王国時代、国王が国の繁栄と五穀豊穣を願い、
 首里城の東方に点在する聖地を巡拝した行事が紀元とされています。
沖縄の人々は太陽が昇る東の方角を「あがり」と呼び、
海の彼方には「ニライカナイ」という理想郷があると信じていました。 
沖縄の創造神アマミキヨも「ニライカナイ」から渡来したと言い伝えられています。』




つづく☆



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沖縄・聖地“三重城(みぃーぐすく)”

2011-10-01 23:34:19 | 聖地



沖縄に行ったら、毎回必ず行く場所があります

“三重城(みぃーぐすく)”
ロワジールホテルの裏手にある拝所です。






沖縄の神様にご挨拶をするために行ってます

「また沖縄に来ることができました。ありがとうございます。」
「また沖縄に来ることが出来ますように。いつもありがとうございます。」
と、ご挨拶してます



もともとは那覇の港から旅立つ船を見送った場所だったそうで
遠くに行く人を見送るところだったそうです。



今でも、沖縄を遠く離れて旅立った人たちのために祈る場所と聞きました。






私が1番最初に三重城に行ったのは、
家族ぐるみでいつもお世話になってる神人(かみんちゅ/ユタ)のKさんと。






お供え物やお線香やぬちかび(あの世のお金)を買って三重城に行きました。

天に向かって神人のKさんは何やら喋ってました。
何を言ってるかサッパリ理解できませんでしたが・・・






Kさんと共に三重城に行ったのは3~4回ほどですが、
その後も私が沖縄に行った時には必ず三重城に行くことにしています





とても心が落ち着く場所です



続く☆



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