来週8月27・28日は北海道ミーティング・・・「北海道で最も歴史あるバイクミーティング!」です。
函館近隣から参加予定のトミタさんを取材してまいりました。
トミタさんはバイクレストアの名人でして、今までも北海道ミーティングで数多くの賞に輝いています。
で、今回の参加車両とは、
これです。平野製作所の125ccバイク。(ちょっとピンぼけですが)
ネットで調べれば、いくらか詳細がわかるだろうと思っていたのですが・・・。
当時スクーターを製造していたメーカーとのことですが、このバイクのことは出てきません。
50年以上前のバイクであることは間違いなさそうですが。詳細はトミタさんの頭の中のみか?
バイクは完ぺきといえるほどにきれいに仕上がっています。
メッキパーツは、メーカー純正以上の輝き。
シフトは逆パターンのリターン3速。そして特徴的な「バナナマフラー」。
遅くに伺ったにもかかわらず、レストアのノウハウやら苦労話。
苦労話の一つがこれ。
右側のパックに入っているのが、コネクティングロッドのビッグエンドベアリングのローラー(オリジナル)です。
これがボロボロだったので左の同径ローラーを見つけて、それを切って流用したとか。
そして、クランクシャフトは溶接部を削り取って分解→コンロッド組み込み→クランクシャフト再溶接・・・。
「う~ん、そこまでしますか!?」と関心しっぱなし。
レストアをしていると、当時のメーカーやエンジニアの技術レベルや製品に対する考え方が見えてくると。
なるほど、昔のエンジニアとの対話なんですね。
ガレージも拝見。そう、広くは無いのですが、使う工具や部品が整然と並んでいます。
自作チェーンブロックで、バイクは2階へも収納可能。
カメラの収集も御覧の通り。
ほかにも、ガレージの話、自作ログハウス小屋の話、カメラの話・・・おいしいコーヒーをいただきながら、聞かせいていただきました。
夜分遅くまでお邪魔しました。
いろいろと参考になります、ありがとうございました。
今度は明るい時間にお邪魔させていただきます。
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さて、帰り道、腹も減ってきたので、
チョンマゲさんのラーメンでも食べていこかなと・・・・
あ~ぁ、やられた! どこの山だよ?
田舎に帰省しておりましたw
ラーメン うまいですよ。
知人がヒラノ号を所有しておりまして、レストア最中なのですが、ヒラノ号の持ち主の方とレストアの事で連絡を取りたいのですが可能でしょうか。
不躾なお願いでスミマセンが何卒、宜しくお願い致します。
平野の持ち主はもう亡くなっていて、レストアのことは聞くことはできません。でも現物は有ります。
ヒラノ号…持ち主の方はお亡くなりでしたか。
その現車は今でも動きますか?
5年以上動いていません。20年前に札幌のバイク仲間から私が持って来て現オーナー様に渡ったのですがピストンロック指定で10年くらい油漬けしていました。ようやくピストンが動く様になりレストアが始まりました。