モシャシャ様 嬉しいランチタイム☆

黄子嬢「お外の監視をしながらお昼ご飯ニャ。」

モシャシャ様「キャーキャー！今日は黄子さんに会えたわ～っ?」

モシャシャ様「あら？黄子さんはお食事中なのね。お邪魔しちゃ悪いかしら？」

モシャシャ様（心の声）「あたくしもお昼御一緒できたら、どんなにいいか・・・。」

ROCK「ふぅ～む・・・。」

ROCK「モシャシャ様、あなたもお昼どうです？」

モシャシャ様「あらっ！三種盛りっ☆　ほんとに頂いていいのかしら？」

黄子嬢「ナゲット、ウエット、カリカリが載ってるニャ！」

　　　　 「美味しく頂くがいいニャッ！！」

モシャシャ様「はい。そう致しますわ・・・。」

黄子嬢（パク、パク）「モシャシャ、最近調子はどうニャ？」

モシャシャ様（パク、パク）「いま一つね。長毛が短毛になってしまいましたわ・・・。」

黄子嬢（パク、パク）「暑苦しくなくって、そっちの方がいいニャ。」

モシャシャ様「ほっ、本当？嬉しい～～～っ！！！」

モシャシャ様「はっ！あたくし今、黄子さんと一緒にランチしてるわっ！！」

モシャシャ様（心の声）「キャーキャー、今日の【黄子さんと私日記】、３０頁位書いちゃうわ！」　　　　　　　　　　　　　

モシャシャ様「黄子さんと一緒だからかしら？ランチもすっごく美味しく感じるわ☆」

モシャシャ様「今日は何てついてるのかしらね～っ。」

モシャシャ様（ペロッ）「でも、カリカリはシーバって奴の方がいいわね・・・。」

ＲＯＣＫ「こらっ！貰っといてその言い草はなんじゃいっ！！」

モシャシャ様（そろ～っ・・・）「そんな事より、黄子さんはもうお昼寝タイムなの？」

ＲＯＣＫ「そーそー。毛繕いしたら、その後は寝ん子の時間です。」

　　　　 「はいはい。そこから先は立ち入り禁止ですよっ！」　

モシャシャ様「チッ！ケチなんだから・・・。」

モシャシャ様「でもいいわ。ここから眺めてるだけでも幸せに浸れるから♪」

モシャシャ様「でも、ちょっと暑いわね。黄子さんの言う通り、短毛にして良かったわ・・・。」

モシャシャ様（じぃ～っ）「あっ！あれ、黄子さんの猫玩具よね。お土産に下さらない？」

ＲＯＣＫ「チューちゃんも鯵嗚も黄子嬢のお気に入りだから無理だよ。」

モシャシャ様「そうなの。がっかりね・・・。」

ＲＯＣＫ「短毛になっても、モシャシャ様の毛のサラサラ感は変わらないね。」

モシャシャ様「当たり前でしょ。あたくし、そんんじょそこいらの野良とは違うんですから。」

ＲＯＣＫ「はぁ～、そ、そうですか・・・。」

ＲＯＣＫ「あっ、そうだ。シーバ食べたかったんだよね。はい・・・。」

モシャシャ様「あらっ、悪いわね。」

モシャシャ様（パリ、ポリ）「それじゃあ、遠慮なく頂きますわ。おいしっ?」

黄子嬢「モシャシャの奴も、案外食いしん坊な猫さんニャ・・・。」

モシャシャ様「ありがとう。美味しかったですわ。」

ＲＯＣＫ（ナデ、ナデ・・・）

ＲＯＣＫ（ナデ、ナデ、ナデ・・・）

モシャシャ様「あの～っ、いつまで撫でくり回してるおつもり？」

ROCK「えっ、いやぁ～、今日のモシャシャ様って、いつになくフレンドリーだからつい・・・」

モシャシャ様「馬鹿ね。今日は黄子さんとのランチをセッティングしてくれたから、そのお礼。」

　　　　　　　 「ああ今日は、思いがけず幸せな一日になったわ～っ♪」