白太郎兄貴の武勇伝。

この日の朝、出勤前のお風呂してると、ドガッ！脱走豹ちゃんを追って、白太郎兄貴が馬鹿力で首輪をぶっち切ってドアを体当たりで開け、家を飛び出して行ってしまいました。車の音が恐い白太郎兄貴の事、すぐにビビって戻ると思いきや、フシャーッ！という恐い威嚇の声でバトル勃発！どうやら、他所猫の気配に気付いていた様です。豹ちゃんのビビる声に割って入って、敵猫に突撃したのです。ここからは、家人の目撃談とお風呂場から聞こえた声を元に、現場を再現します。白太郎兄貴は敵猫である新赤猫と組み合って戦ったのですが、相手は非常に珍しい【お笑い系ではない赤猫】だったのですっ。アッキーやジョー君とはまるで戦闘力の違う相手に、あっさり首根っこ噛まれてゲーム・オーバー・・・。しかし、隙を見て一目散に玄関まで豹ちゃんと逃げ帰って、何とか事なきを得ました。噛まれた所も、さすがは食っちゃ寝王！脂肪厚くて牙が通らなかったみたいで、傷もありませんでした。何かいまいち格好の良い救出劇ではありませんでしたが、初めて喧嘩で兄貴らしい姿を見せてくれました。容姿だけでなく、勇気も白面パパからちゃんと受け継がれていたんですね～っ。今回は良く頑張りました。及第点＋ボーナス点で、７５点評価しちゃいましょう～っ！お疲れ様でしたっ！！

白太郎「うへぇ～っ、疲れたぁ～っ・・・。」

白太郎「赤猫め、俺様が敢えて見逃してやらなかったら、動物病院送りになってたとこだぜ。」

　　　　 「ふっ。俺様の凄さを知って、もう二度と来ないだろうな・・・。」　

ＲＯＣＫ（心の声）「翌日も来てました・・・。」

王様らしく、ゴールドの新首輪ですっ♪　今度はぶち切らない様にね・・・。

豹「お兄たんに、間一髪助けて貰ったでち。」

　「格好良かったでち～っ！！」　

豹「そう言えば、どさくさ紛れに一緒に出て行ったあめお姉たんはどうしたでちか？」

あめちゃん「ただいまでしゅ～っ♪」

ＲＯＣＫ「あめちゃん、君は白太郎と一緒に豹の救出に出たんじゃないの？」

あめちゃん「あたしは虎美お姉ちゃんと違って、バトルなんてしないでしゅよ。」

　　　　　　　「朝のお散歩がしたかったから、ドアが開いて丁度良かったんでしゅ～っ♪」　　　　　　　

ミルク（ガクッ）「相変わらず、協調性の欠片もないお姉たんでち・・・。」

　　　　　　　　　「それに引き替え、白太郎お兄たん、今日は豹の事ありがとでちたっ！！」

ＲＯＣＫ「この日の白太郎兄貴は、評価をちょっと上げましたね～っ☆☆☆」