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人生の迷子。

毎回玉子焼きを入れてもいいじゃないか。

2020-06-12 07:48:49 | 食雑記_2020
お弁当作ったりしてると、どうしてもワンパターンになりがちで。
私自身、自分のお弁当なら似たようなおかずを繰り返すのがベターだと思っているのだけど、それを後押ししてくれるような本があったので大変に自信をもってワンパターン弁当を提供している。



毎日のことなのでそんなに幅広いおかずを作るのはプレッシャーになるし、何より毎日続けて提供できることの方が重要なので今現在は似たり寄ったりなおかずを繰り返している。
魚のおかずが入っているだけまだ幅が広がったと思うぐらいだ。
インスタグラムとか見てると華やかなお弁当がずらずら出てくるので世の中はこんなお弁当作ってるのに、私ってば貧相よね…と落ち込みがちなのだが、この「藤井弁当」で大変に救われた思いである。

この本を選んだ理由は二つ。
一つはお弁当の写真がきれいだったから。
見た目がおいしそうなのは重要。
ごちゃごちゃした写真じゃないので、余計な情報がないのがとても分かりやすかったことは選択に影響していると思う。
もう一つはおかずの調味例が豊富だったから。
玉子焼きはともかくとして、味付けはどうしても自分の好みや経験で偏りがちになるのを何とかして防ぎたいといろいろなお弁当本を見てきたけど、最近のお弁当本って作り置きや冷凍に軸があるのか意外と面倒なものが多くて。
特に梅雨時なんかは作り置き系は怖いのでできたら朝しっかり火を通して作れるもので味のバリエーションを増やしたいと思っていた。
なので、この茹でてあえるだけな藤井弁当の野菜とか、その日の朝仕込んで割と手早くできるおかずは大変に重宝する。

コロナウィルス流行で思いがけず弁当生活を実施することとなり、自分のスキルの無さを痛感したけれど、回数を重ねることで作る技術は格段に上がったと思う。
この本では、作る工程もシンプルなのでまず5日間継続することを提案している。
5日も作れば体が覚えていく、ということなのだけど本当その通り。
回数作っていくうちにどれぐらいの時間で出来上がるかが逆算できるようになってくるので、朝バタバタすることなく作れるようになっていく。
道具も少なく済むし、材料も少ないし手間もかからない。
私はお弁当記事読んでいただければわかる通り、野菜の種類もワンパターンだし、お弁当には目玉焼きとかスクランブルエッグよりも玉子焼きに入っていてもらいたいタイプの人間なのでワンパターンになりがちだとは思っていたけれど、ワンパターンでいいと背中を押してもらえた気分で自信をもってワンパターン弁当を作っている次第です。

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