彼はルーツを重んじる
私は今世を重んじる
家族 家庭 先祖
彼はそれを大事に思う
嫁の私
還暦での結婚
今更 貴方の諸々
担いきれない
老後 これからの日々
互いに助け合い補いながら生きれたら…
そう思いながらの再婚
貴方が重ねて来た歴史
家族 それに私は入り込めない
当たり前
老年になっての出会い
子供産める訳無く
互いに出来上がった状態
私はね
生きて行くこれからを楽しみたい
あなた
あなたの家族に係る事
私には沢山求めんといて
死んだ嫁、比べないで
私は 私
うんざり
あっ-…
思わず思い返す
私に向かって歩いてくる人
旦那はんなんだ
思わず見返してなんだか違和感
えっ‥誰?
暮らして居るのに
一緒に居る人なのに
距離 おいて 離れて 見返すと
誰? 違和感
つくづく想う
私は厄介なオナゴ
今だに彼を認められない
彼の後ろに探す
あの人を
もう 居ない のに
やっぱり探してしまう
あの人を
久々のフードコート
目まぐるしくあり過ぎる日々
姑は繰り返し言う
私の面倒看る為に息子は再婚したんやで〜
一人ではどうしようも無くて施設に入って貰った
姑の年金では賄い無い
でも
なるべくより良い所
な親孝行な息子
なのに…死にたいと‥
こんな所に居るいくらなら死にたいと
私を横眼で言う姑
私 の 面倒 診る為に 再婚
したんでしょう〜
あんた って 私 を
横目で
睨みつける姑
再婚は難しい