進まない「断舎利」・・・

親父の歳を超えた時に思った事が有った

「断舎利」という事をしなければならないと・・・

親父の遺品整理をした時に「これってどうする？」と母に尋ねた時 あっさり「捨てていいよ」と言われた

もしかしてこれは親父が思い出として大事に残していた大切なものではないのか？

そう思いながら処理袋に入れた事が有った。。。

次々に出てくる遺品・・・そしてどんどん膨らむ処理袋。。。

本人にしかわからない大切な物でも 他の者にとっては＜ゴミ＞同然のものでしかない

そう思うと今・部屋の押し入れに入っている物は私以外の者には＜ゴミ＞かもしれない

もしこれらを処分したら押入れもスッキリして 残った者にとっても煩わしさが無くなる

そこで少しづつでも処分しようと手を付け始めたものの一向にはかどらない

手にとっては やっぱり捨てられない・まだ使えるのでは・・・の連続だ

何でこんなのが有るの？ 何でこんなのを残したかなぁ と思うものも有るのだが

ほとんどの物は ひとつひとつ・その品物の思い出がありそれを思い出してしまうのだ。。。

これでは「断舎利」がはかどる筈も無い・・・　でもしなければならないの思い。。。

まだまだ先までかかりそうだが少しでも多く処分しようという気持ちだけは持ち続けるとしよう・・・

【今日の庭花】

去年から花を楽しめている＜紫蘭＞が今年は増えて開花している・・・