去年の今頃でした
夫と温泉一泊ドライブ旅行をしました
その時に見た光景が目に焼き付いて忘れられないのです
山と湖の湖畔道を走ります
車を停めて湖畔を散策
半分が雲に隠れていた羊蹄山
湖畔を周っていたら雲が晴れた
新緑の山を背に残雪の羊蹄山が目の前に 感動でした。
ちなみに羊蹄山は別名「蝦夷富士」ともよばれています。
萌黄色の葉に 春紅葉がいい感じで混じってアクセントになっていました
今度行くことがあったら、湖の中にある中島に遊覧船に乗って降りてみたい
来年の桜の咲く季節にもう一度、行けたらいいのだけれど...
先日の事だけれど
息子が帰省するときは、いつも「ねんりん家」のバームクーヘンの詰め合わせ空港で買ってきてくれる
私が大好きなことを知っているのでしょう
とくべつ頼んだわけではなかったが、いつも二箱お土産に買ってきてくれる。
さっそくR子ちゃんにもLINEを入れてお届けに行った
玄関先ですぐおいとまするはずだったのが、ばーちゃんとコーヒータイムだから上がってとお招きくださった
ばーちゃんって、お母様の事です。
93歳になるお母様もニコニコと出ていらして「どうそ ながまっていって」と
少し背中は丸くなっていましたが、年齢よりはお若くてとっても元気でした。
するとR子ちゃんが「ばーちゃん ながまるって〇〇ちゃん意味分かんないわよ」
私に向かって笑いながら「ねぇー」と茶目っ気に
お母様 「あれ? そうかい」と。
その会話がなんともほほえましくて和んでしまいました
「ながまる」って方言らしく ゆっくりくつろいでというニュアンスらしいです
何となく伝わりましたよ。
方言というと思いだしたことがあった
何年か前に、東北に桜見物に行った時のこと
観光バスのガイドさん
中年の方で再デビューって感じでした
慣れたもので流れるような標準語で マニュアル通りにあちこちを説明してくださった。
2泊3日のツアー観光も、最後の中尊寺を周り
宿に向かう車中は、移動距離が長いので疲れて目をつむっている人が殆どだった
その時、ガイドさんが雰囲気を察したのか、いつもの行動なのか
津軽弁で恐山のイタコの口寄せを始めた
それが独特の抑揚があって、何とも言えず哀愁をおび心を揺さぶられるものだった
実際、聴いていて涙が出そうになりました。
眠りかけてた人も目を覚まし、車内は水を打ったようにシーンとなり
津軽訛りのガイドさんの声だけが響いた
そして終わると、全員が一斉に拍手... 感動でした。
後に聞いた話では
ガイドさんの母親が何度も恐山に通い口寄せが出来るまでになり
子守唄のように娘に聞かせて、それで自然に覚えたそうです
それにしても 津軽弁
良い味がありますよね 何となくあったかい感じがしました
R子ちゃんのお母様のお国訛りもほのぼのとしました。