こんにちは,メガ見月です笑
今回はおススメルアーについてのお話です。
わたくしは,ルアーメーカーのモニターやテスターなどではございませんので,どうぞ斜に構えず,安心して読んでください。
今回紹介するおススメルアーはサイレントアサシン129Fです。
もともとサイレントアサシンとの出会いは,鉄PANブレードも含めて欣さんが教えてくれたことがきっかけでした。
この2つのルアーのおかげで,わたしの釣果は爆発的に向上しました。
サイレントアサシンに関しては,大抵は99Fを使用していますが,最近は129Fで80UP,90UPを連発しています。
実は以前からこの129Fに目を付けていました。
まず,私の釣行先のポイントはイワシパターンです。
私のリトリーブは5回転ほど早巻きさせた後に「喰わせの間」をつくっています。
「喰わせの間」と言っても完全に巻き止めるのではなく,絶妙にスピードを落とす感じです。
もちろん早巻きの最中に喰ってくることもありますが,間ができた瞬間やルアーがリスタートした瞬間に喰ってくることも多いです。
実はここで129Fを使う意味が出てくるのです。
まず129mmというサイズが近頃のベイトの大きさにマッチしていることもありますが,実は肝はそこではありません。
このルアーのパッケージをご覧ください。
これを上州屋で買おうとするとこの値段から200円以上も高くなるという点も特筆すべき点ですが,それよりもパッケージに記載されている「流速スペック」に着目してください。
この「流速スペック」とは,【ルアーが泳ぎ出すスピード】を表したものです。
ややこしいことは割愛しますが,要はこの値が大きいほどよく巻いてからでないと(巻きスピードを上げないと)ルアーは泳ぎ出さないし,値が小さいほど泳ぎ出しが早くなる(スロー巻きでも動き出す)というわけです。
ここだけの話ですよ・・
実はこの129F・・
数あるアサシンシリーズの中で,流速スペックの値が最も小さいルアーなのです。
つまり,何が言いたいかと言いますと,先ほどの「喰わせの間」の話で,リスタートしたときに一番早く泳ぎ出すことができる(自然な泳ぎを絶え間なく見せられることができる)ルアーが129Fという訳です。
シーバスはルアーをじっと見ています。
しかし,喰らいつく直前のルアーの泳ぎ出しで違和感を感じてしまうと,見切ってしまいます。
そういう訳で,ずっとこの129Fを使うタイミングを見計らっていたのですが,ベイトサイズが大きくなった今,実際に使ってみるとやはり秀逸なルアーでした(*^^)
もちろん飛距離も抜群ですよ!!
よければ,ぜひこの129Fを試してみてくださいね。
ちなみに,アサシンの話をしたついでに・・
みなさんはYouTubeで「オヌマンのシーバス塾」をご覧になったことはありますか。
職業釣り師である小沼正弥氏が,シーバスフィッシングにおけるシーズンやベイトごとの釣法、おすすめのルアーを紹介する動画です。
私は毎日欠かさずチェックしていますし,紹介されたルアーを購入したこともあります。
そんな小沼氏が名作ルアーとして紹介した中にこの「サイレントアサシン」がありました。
動画のコメント欄にはライバル社シマノの旗艦ルアーを紹介する小沼氏に対して,「懐が深い」というような称賛の内容がほとんどでした。
しかし,私が数ある小沼氏の動画の中で唯一腑に落ちず,違和感を感じた動画がこのサイレントアサシンに関するものでした。
いや,むしろ初めて見たときは愕然としました。
これは私がこのルアーに思い入れがあるからではありません。
小沼氏はこのアサシンの評価を「飛距離が出るルアー」として紹介するだけで,アクションについてや狂鱗加工などについての言及は一切ありません。
そして,2秒に1回転リトリーブの新潟のハタハタパターンで釣れるルアーというだけ。
そればかりか,さらに飛距離を伸ばすための方法としてリップを折る方法を紹介しています。
いくらチューニングとはいえ,ライバル社の旗艦ルアーで,リップを折っての使用法を紹介するなんて絶句しました。
私の知るところ,こんな風にリップを折っての使用法を紹介しているのはこのアサシンだけです。
リップを折られ,リップレスバージョンとして紹介されて,アサシンの産みの親であるシマノさんはよく黙っていられますね。
飛距離出すためにリップを折り、本来のアクション殺して釣れるくらいなら別にアサシンでなくてもいいのでは…
私はむしろシマノさんの方が懐が深いと思ったほどです。
サイレントアサシンと言えば,ルアーマガジン社主催の読者投票によるルアーランキングで2年連続1位になるほどの人気のルアーです。
そんな人気と実績のあるルアーに対しての解説・紹介動画としては,あまりにも納得のいかないものであると思いました。
みなさんはどう思いましたか。