お花を買ってからお墓参りに行った。
とっても寒い。
そして、夕方になってしまい
夕闇の中の墓地へ。
娘が怖がっていた。
多嘉良は霊の影響を受けないので、
堂々としている。
娘に「みんな普通の方々だからね。
ちゃんと挨拶すれば返してくれるから。
すれ違ったら〝こんばんは〟って
言いなさい」と言っておいた。
娘は友達の家に遊びに行っていたので、
お迎えに行ってからお墓参りに。
その後、多嘉良が伊勢丹内に用事があったため、娘と私はZARAに。
かなり値上がりしてるね…。
輸送費とか、かかるもんね。
7000円のカーディガンを娘に買うか
真剣に悩んでいたのに、
多嘉良はCHANEL・フェラガモ・GUCCIと回って来やがり
あんたの金銭感覚なんなのさ、
女の店員ばっかり担当につけやがって
それ微妙に浮気だぜ、と
口が悪くなるバケ猫。
街はクリスマスの雰囲気。
ライトアップされていた。
この前の座敷童子様、
ついて来てしまって
今、tashuにいらっしゃる。
山形の女の子の座敷童子様を
摩耶ちゃんと呼んでいるのだけど、
湯沢にいた座敷童子様は男の子なので
摩耶君と呼んでいる。
5〜6才くらい。
保育園で言えば年長さんの歳。
女の子みたいな顔をしてる。目が綺麗。
現代のお雛人形は、目が大きく描かれて
いるので、そのお顔を想像すると
わかりやすいかも。
グレーの着物を着ている。
多嘉良のことを「トトさま」(パパ)と
呼んでいて、幼児語を話す感じだね。
私のことは「おはな」とか、
多嘉良の真似をして「はな」と呼ぶので
まあ、普通。
娘には「ネネちゃん」(お姉ちゃん)。
tashuにはお人形があるので、
それは良いけど
寂しくなると家に来る。
家にもお人形があるから。
座敷童子様は、お人形やぬいぐるみ
甘いお菓子、飲み物(お茶もお好き)、
おもちゃが大好き。
うーん、我が家は繁栄になって
助かるけど、湯沢の温泉が大丈夫かな。
座敷童子様がいなくなると、
傾くと言われている。
今、どこも温泉宿は経営が大変だからな。
だいたい、座敷童子様はお一人じゃなく
お友達を呼び合うから、
他にもいらっしゃると思うのだけど。
あの旅館にも、他に座敷童子様がいれば
問題ないとは思う。
が、他には見かけなかった。
でも他にもいらっしゃる。
感覚としては。
もう一回行って、よく確かめて
変に思われるかもだけど、
仲居さんに「ここには座敷童子様がいる」
と教えておきたい。
半信半疑でも、田舎で長く商いをしている
方々は一応聞いてくださる。
それで、神様を大事にしようと
心掛けてくれる。