[ここでの話]
僕が実体験した大地獄を10年間やり遂げた流れとその時の心と言う話になります。
ただ、僕がやり遂げた大地獄は、あくまで大地獄の1つです。
色んな大地獄がある中の1つだって事です。
[大地獄をやり遂げた10年間とその心]
僕の大地獄が始まったのが、25歳の時です。
大地獄が始まる前に、なぜか大地獄をやり遂げた男が居たのを知っていて、それに憧れがありました。
「俺も大地獄をやり遂げてやる」と言う思いがあり、神さまに「大地獄に挑戦したいです。」と、心の中で思っていました。
そしたら、僕がこれまでした善い行いで天国に行くのをやめて大地獄の道に行く事になりました。
間違えてほしくないのが、僕が経験したのが、悪い事をして行く大地獄ではなくて、善い行いを沢山して行く大地獄です。
ここを間違えると、取り返しのつかない事になってしまいます。
大地獄が始まってからは、辛過ぎて働けなくなりました。
それでも、大地獄の試練があり、1つ1つを辛いながらも乗り越えていきました。
毎日が闘いで、頭がおかしくなりそうでした。
心からも血がぷくぷく出てくるような痛みがずっと続きました。
それでも、大地獄をやり遂げた男の存在を知っていたので、"負けてたまるか"と闘い続けました。
それが大地獄1、2年目です。
それから、3年目くらいに、今の状況が辛くて、大地獄から逃げるようになりました。
それでも、試練なので、逃げる事はできませんでした。
あとは、3年で大地獄は終わるだろうと、頭の片隅にありました。
一応、大地獄の3年間は、神さまの手助けは全く使わず自力で乗り越える事ができました。
大地獄が3年経って、「終わるだろう」と思っていたら、中々終わらなく、ここから死にたいと思う様になりました。
「3年経っても終わらない、辛いな」と思いました。
大地獄4年目から7年目まで、毎日が闘いで、それが辛過ぎて、毎日「死にたい」と思って、橋に行き、"頭の中だけで"自分を死んだ事にして、心を改めました。
すると、死にたい心が少し軽くなりました。
また、夜によく泣いていました。
辛くて辛くて、この状況が嫌で嫌でたまりませんでした。
僕が死ぬ一歩手前で、神さまが6回くらい助けてくれました。
神さまが助けてくれなかったら、僕は確実に死んでいました。
それくらい、大地獄の4年目から7年目は辛いものでした。
その大地獄の辛さをやわらげる為に音楽はずっと聴いていました。
いつ終わるか分からないものなので、それも辛かったです。
しかし、この大地獄から「人間は繋がりの生き物だから、繋がりが通うと幸せになれる」と思いました。
8年目からは、「死にたい」と思っても、「7年間死にたいと思っていたけど、乗り越えてきたから、ここまで来て死ぬのは勿体無い」と思うようになりました。
強くなったわけです。
でも、辛い試練で、時々泣いていました。
しかし、幸せな時も沢山ありました。
幸せがあったのは、僕が大地獄から得た幸せになれるコツをブログに投稿して、そこから巡り巡って、人を幸せにしたのが自分のもとにやってきたからです。
10年目は、10年間あった大地獄を1つ1つ対処して乗り越えてきました。
その時に、神さまが僕に「◯◯(僕の名前)君が乗り越えた大地獄は、大地獄の中でも上の上だよ。」と言われました。
これを聞いた瞬間「やった!」と思いました。
そして、"昔に居た大地獄をやり遂げた男"の存在が消えました。
僕が大地獄を始めるきっかけとなった、大地獄をやり遂げた男がいないみたいでした。
神さまが、僕の為に作った偽だったわけです。
これは"神さまの愛だな"と思いました。
もし、大地獄をやり遂げた人が居ないと知っていたら、途中で「やっぱ無理」と挫折していたと安易に思うからです。
僕が受けた大地獄は、"無理の連続"でした。
1つ辛過ぎるものが起きて、「こんなの嫌だよ、無理無理」と思いながらも、心を使って1つ乗り越えてを、10年ずっと続けていました。
そしたら、大地獄を10年間やり遂げた景色を見て、感動しました。
また、「こうやったら大地獄ってやり遂げれるんだ」と分かる部分もありました。
ただ、僕が受けた大地獄は、いくつもある大地獄の1つでしかないので、そんな分かるわけでもありません。
大地獄の1つをやり遂げて思う事は、神さまの助けが無いと、確実に死ぬなと僕は思います。
僕も3年間は自力で乗り越えましたが、10年続くと、頭が壊れ、体は働けなくなりフリーターで疲れやすくなって、家庭も持てなく、将来に希望が無く死んでしまう可能性があるからです。
ですから、大地獄はおすすめしません。
また、大地獄を選んで途中で挫折したら、善い行いを沢山して天国行きが消えるので、リスクも物凄くあります。
ただ、大地獄より怖いものは、"死"くらいになり、人として強くはなれるのは確かです。