長いながい眠りの果て
数え切れない夜を見送り
朝を駆け抜けたどり着いた
わたしは いま
歩き続けている
息をしている
生きている
どうしようもなく
手のひらからこぼれ落ちたものほど
強くきらめきをはなつから
通りすぎた日々が愛おしいのです
叶わないけれどあの日に帰りたい
帰れないと知っているからこそ
わたしは新しい過去へと向かいましょう
迷うだろう
立ち止まるだろう
見失うだろう
それでも
いま わたしは
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お読み下さり、ありがとうごさいました。
今年もゆっくり、
言葉と向き合いながら、
生きていこうと思います。
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