今回の一部改良にて、内外装の質感の向上が図られています。ホイールデザインの変更や新色のボディカラー、新デザインのインストルメントパネル、シート素材/カラーの変更等、多くの変更が実施されています。
トヨタ・クラウンの一部改良後カタログ
>>2020年11月現在版
エクステリアでは、ホイールデザインが変更されています。RS系グレードでは新デザインの18インチアルミホイール(2種類)が導入され、G系グレード(18インチ)、S系グレード(17インチ、18インチ)、B系グレード(17インチ)のホイールも新デザインが導入されています。→最上級グレードのG-Executiveを除いて全てのグレードでデザインが一新されています。
→大幅に内装の質感と機能性が向上!
また、従来では、RS系グレードのみ設定されていました「LEDシーケンシャルターンランプ(フロント・リヤ)」が、G系グレードとG-Executive系グレードに標準装備となったのもポイントです!この他、ボディカラーにも新色として「プレシャスホワイトパール(090)」、「プレシャルメタル(1L5)」、「エモーショナルレッドⅡ(3U5)」の3色が加えられています。→ジャパンカラーセレクションは廃止となりました。
インテリアでは、12.3インチTFTタッチワイドディスプレイ採用のT-Connect SDナビゲーションシステムが搭載!センター部のデザインが一新されまして、従来のタッチパネル方式のエアコン操作パネルからダイヤル式の直感的に操作が可能なデザインに変更されています。
この他、ナノイーXが新採用(全グレードで標準装備化となったのも!)や新デザインのステアリングホイール・パッド部も導入されています(本革巻ステアリングホイールも全グレードで標準装備化に!)。
さらに、「RS Advance/RS Advance Four」と「G/G Four」には、「本革シート」が標準装備に!また、インテリアカラーやシート表皮も変更されていまして、RS Advanceではブラック、ホワイトの2色設定となり、RSでは、ファブリック+合成皮革シート(ブラック)が新たに採用されています。ちなみに、RSグレードではシルバーステッチの他、レッドステッチも選択可能となっています。
>>標準系グレードにおいては、「ブラック」、「ヴァログレー」、「コガネ」の3色が設定となり、「S/S Four」のシート表皮には、ブランノーブ×合成皮革が新採用となりまして質感が高められています。→インテリア加飾は、G系、S系、B系が「アルミ調」に変更され、G-Executiveには「本杢調」が採用となりました。
改良にて、リヤシート周りの快適装備が充実するパッケージオプション「リヤコンフォートパッケージ」が新たに用意されまして、G-Executiveに近い後席充実仕様がRS系グレード(RS Advance)でも選択ができるようになっています。→G系グレードは、リヤパワーシートやイージークローザー(全ドア)等がオプション設定化(従来は標準装備)。
安全技術も進化していまして、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」には、ドライバーの無操作状態が継続している場合、徐々に車両を減速させ自車線内に停車させ、早期救命救急をサポートする「ドライバー異常時対応システム」がトヨタ初採用となり、「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」には、AI技術により前方カーブの大きさを推定しステアリングの切り始めで速度抑制を開始する「カーブ速度抑制機能」もトヨタ初採用となっています。
この他、プリクラッシュセーフティには、交差点右折時の対向直進車と右左折時の対向方向の歩行者検知機能、低速走行時の車両前方の歩行者/自転車運転者、車両を検知し加速を抑制する「低速時加速抑制機能」、「緊急時操舵回避支援機能」も導入されています。→サテンゴールドの専用キーを備える「プラスサポート」も新設定!
ラインアップとしましては、従来の標準系グレードに設定されていましたガソリン車(2.0L車)が廃止となりまして、RSのみにガソリン車が設定となりました。それに伴い、B系グレードとRS-B系グレードがハイブリッド車に新たに設定され、装備充実仕様のS”C Package”もSに統一されています。