はりまやＳＴＯＲＹ（物語）

高知市に日本初というアーケードがあります。
それは『はりまや橋商店街』のアーケードです。
何が日本初かと言いますと、木で造られた木造アーケードなのです。

アーケード内には呉服、酒、陶器、お惣菜、居酒屋、手芸店…
全長８０Ｍにたくさんのお店が軒を連ねています。
その一角に『わくわく広場』という青空な空間があり、
ここでさまざまなイベントが行われています。

月に一度、合唱を楽しむ『木々(もくもく)倶楽部』や
(しかも木曜日。木へのこだわりがワンダフル♪)
さまざまなライブ、今日は映画上映会がありましたよ。

こだわりは商店街が発行する『はりまやＳＴＯＲＹ』にも随所に現れています。
写真や記事の隅々に『はりまや橋』を、そして『高知』を愛する思いが伝わります。

このフリーペーパーに、過日のチャリティーライブのことを載せてくださいました～。
写真も掲載してくださっていますので、商店街に行かれた方はぜひゲットを。



この商店街の素敵なお話をひとつ。
空き店舗の屋根裏で、猫が出産して子どもを置いていってしまうそうです。
まだ目もあいてない仔猫を、商店街振興組合の方々が、交代で家に連れて帰り、
哺乳瓶でお乳をあげて世話をしてあげています。飼ってくれる人を探しながら。

…過日のライブで、フリーマーケットの端っこで『ニャ～ニャ～』鳴く声が。
「？？？」と、声の主を見ると、箱の中に猫の赤ちゃんがいました。
「一体誰が猫をフリーマーケットに！？」とそのときは引いたのですが…
翌日、これらのことを事務局の方にお聞きしてわかりました。
とてもとっても温かい方たちなのです。
この猫ちゃんはいい方のもとに行ったそうですよ～。よかった

高知は県外の方から見ると、最初は『とっつきにくい』というのがあるようです。
ところが、ひとたびふところに入ると『あったかい（熱い）』と。
でもここの方々は最初からとってもオープンハートでした