合言葉はhayaat.na!  

80食!

停戦発効から約1ヶ月。
時に「戦闘再開か?」などハラハラさせられたりしながらも。
巷の話題は「自宅エリアに帰るか留まるか」から
「タウジーヒ(大学入学資格試験)コースのオンライン再開の噂」や
来月の「ラマダン(断食月)」へと移ってきています。

今日は、出前子ども食堂のご報告です。

悪天候が続き、毎日毎日、開催を見合わせる羽目になりました。
そんな10日間を過ごした後。ようやく! 開催できました!!
初回は30食を用意したファラフェルサンド
回を重ねる毎に増えて、今回は80食です💛

停戦発効となってから、少しだけ食糧事情がマシになっているので、
子ども達から「またファラフェル?」と飽きられないかと心配していました。
でも杞憂だったようで、「待ってたのー!!!」と大歓迎を受けたそうです!(^^)!
「やって良かった!」と今回も、私達も笑顔にさせられました。

出前子ども食堂を始めようと思った時期は、食糧高騰が凄まじく、
メニューを決めたは良いけれど 
続けられるのか? どれくらいの頻度で出来るのか? と、始める前から不安だらけ。

そこで、まずは息子達にファラフェルを頑張って売ってもらって、
少しでも予算を確保することにしました。
そのための道具一式は、著書の売り上げや頂いた支援金で揃えました。
つまり、子ども達へのサンドイッチは
日本の皆様からのご寄付と、ガザの息子達の売り上げで賄っているわけです。

ファラフェル屋を始めて少し経った頃、15歳の少年に出会いました。
水汲みの順番待ちの時に知り合ったそうです。
この少年・ムハンマド君は、父親が背中を痛めて働けなくなり、
今は一家を支える役割を担っているそうです。
彼は今、私達のファラフェル屋の見習いとして頑張ってくれています。
つまり、子ども食堂費の捻出だけでなく
一人の少年の就労支援の意味合いも含まれるようになったわけです。

悪天候だと届けられないサンドイッチ。
やっぱり「スペース」が必要だなと強く感じています。

その「スペース」ですが、、、実は動きがありました! 詳しくは、また改めて✨

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