傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

渡邉 一彦 追記

2014年02月13日 | 刑事事件
渡邉 一彦
審理が進むと出てくる衝撃の事実の数々!

1、犯行の翌日からパチンコ三昧。20万円勝った!愛人とデート、家族とジェットスキーなど。
2、愛人に月20~30万円(多い時は60万円)のお手当。愛人からも借金。愛人の母親からも借金。(借りたお金を再び愛人手当に自転車操業)
遺体発見翌日から愛人と温泉旅行。旅行代金(宿泊費)が7万円×2日(アワビ、マッサージを追加注文)
3、日本政策金融公庫から融資を受け、愛人の質草を取り戻している。
4、毎月20万円程度をパチンコ店に献上していた。(収支が)
5、床下収納庫に隠した遺体が発見されなければ逃げられると思っていた。
6、自身の父親からも300万円借金。←父親自己破産。父親:「もう,(刑務所から)出てくるな!」
7、犯行当日に施工予定だった窓用フィルムの材料費はタダ(余剰資材を貰った)それを15万にしようとしていた。

 この裁判を被害者遺族がずっと厳しい表情で傍聴している。
元妻は、「私が渡邉と結婚したばかりに、被害者が亡くなる事になった。」と、自らを責めていた。むしろ、元妻と家族は被害者と言える。(遺族は事件直後から元妻とその家族の事をとても心配していた。)

 渡邉は法廷で終始うなだれているのであるが、首の角度で被告人渡邉の心情を測ってみた。
冒頭陳述ころはほぼ90度。その後被害者遺族の証言で約45度に傾き
元妻が証言台に立った時に最大を迎える。(がっくりと肩を落としほぼ真下を向く)
最後に論告のときでも最大は約10度位の傾きにとどまっている。

 弁護人から、渡邉は妻に頭の上がらない気の弱い夫だったという指摘が冒頭陳述であった。
上記の角度から推測すれば元妻への恐れが被害者遺族への謝罪の気持ちを上回っていることになる。妻をだまし裏切り続けてきた被告人は妻に畏怖する心理も理解出来る。しかし、事件の原因は何で、最も傷ついたのは誰か、それすら理解出来ない被告人に情状酌量の余地は無いと考える。

【論告】
無期懲役

これって被害者宅の床下収納庫に無期限で幽閉するって意味ですよね。

【判決前に】
最大の争点は強盗の意思がどの時点で有ったかである。
1、当日に支払期日の債務があり、現金が必要だった。
2、現金調達の当てが被害者以外にない。
3、温厚な性格であると弁護側が主張。
凶暴性が無いという主張であるから、突然に自我を喪失したとしても、存在しない凶暴性が顕在化するという論理は全く不合理である。
普段から粗暴な人物がつい殴ってしまった、というのとは訳が違う。

いずれにしても、数日のうちに判決が出る。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 逆ギレする鬼畜の母 | トップ | シェールガス施設運用権 詐欺 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。