平成26年(わ)第1608号
細野 好記、長谷川 友洋、小笠原 尚樹
業務上過失致死傷
【概要】
平成24年3月19日午後0時すぎ東松山市幸町で
強風によって、マンション外壁タイルの補修工事の為に設置された足場が倒壊して、折から付近を通行していた園児の列に直撃した死傷事故。
【背景】
細野 好記(本件施工業者アートステップ社長、元警察官)、長谷川 友洋(施工者、先輩)、小笠原 尚樹(施工者、後輩)
事故当日は秒速14メートルの強風のために、足場設置には特段の注意を要する事は明らかな状況でした。
しかしながら、法に定められた安全対策すら満足に満たさない、設置状況でした。
当該会社アートステップ元従業員の証言によれば歩合制給与である事から、安全対策がおざなりになっていたと指摘する声も有ります。また、今回の様な悪天候時にも工事を中止しない原因になったとも推測されます。
本日証拠申請されたものからは
シマウチ(図面作成担当)がやっていると思った。(細野)
(細野から倒壊防止措置の)指示があれば(事故を)防ぐ事が出来ました。今迄倒れた事が無かったので倒れないだろうと安易に考えてしまった。(長谷川)
怖くて(足場に)乗りたく無いと思った(小笠原)
と、相互に他人任せな状況が伺われます。
本件業務に関わったうちに一人でも「安全第一」を強く主張する人物が居たならば、回避出来た事故であると言えます。
【情状証人(小笠原母)】
「(足場の仕事は)危ないから辞めた方が良いんじゃない」と言っていた。
事故後しばらく、被告人小笠原は自宅防衛隊ニートの任務に就いていたが平成26年1月から運送業で稼働している。
小笠原は事故後、被害者を連想してしまう為か、甥っ子を避ける様になってしまった。
【次回期日】
3月26日(論告予定)
細野 好記、長谷川 友洋、小笠原 尚樹
業務上過失致死傷
【概要】
平成24年3月19日午後0時すぎ東松山市幸町で
強風によって、マンション外壁タイルの補修工事の為に設置された足場が倒壊して、折から付近を通行していた園児の列に直撃した死傷事故。
【背景】
細野 好記(本件施工業者アートステップ社長、元警察官)、長谷川 友洋(施工者、先輩)、小笠原 尚樹(施工者、後輩)
事故当日は秒速14メートルの強風のために、足場設置には特段の注意を要する事は明らかな状況でした。
しかしながら、法に定められた安全対策すら満足に満たさない、設置状況でした。
当該会社アートステップ元従業員の証言によれば歩合制給与である事から、安全対策がおざなりになっていたと指摘する声も有ります。また、今回の様な悪天候時にも工事を中止しない原因になったとも推測されます。
本日証拠申請されたものからは
シマウチ(図面作成担当)がやっていると思った。(細野)
(細野から倒壊防止措置の)指示があれば(事故を)防ぐ事が出来ました。今迄倒れた事が無かったので倒れないだろうと安易に考えてしまった。(長谷川)
怖くて(足場に)乗りたく無いと思った(小笠原)
と、相互に他人任せな状況が伺われます。
本件業務に関わったうちに一人でも「安全第一」を強く主張する人物が居たならば、回避出来た事故であると言えます。
【情状証人(小笠原母)】
「(足場の仕事は)危ないから辞めた方が良いんじゃない」と言っていた。
事故後しばらく、被告人小笠原は自宅防衛隊ニートの任務に就いていたが平成26年1月から運送業で稼働している。
小笠原は事故後、被害者を連想してしまう為か、甥っ子を避ける様になってしまった。
【次回期日】
3月26日(論告予定)