【判決】兄になりすまし（緑区）

平成３０年（わ）第１３０１号　

道川 文裕（２３）

道路交通法違反、有印私文書偽造・同行使

【概要】
平成２９年原付バイクで一時停止違反の交通取締法を受けた被告人は運転免許証を取得したことが無かったことから、運転免許証を所持している兄になりすましてその場を切り抜けようとしました
運転免許証を財布ごと忘れたと弁解しましたが、財布の中の身分証明書を見せたら兄ではなく弟の文裕だと一目瞭然ですから、財布ごと忘れたとの弁解は当然「嘘」です

その場で人定確認に嘘の回答をする様祖母に電話で依頼して有印私文書偽造、行使の犯行に巻き込みました
「お婆ちゃん、オレオレ…」って電話をかけたのかなあ？l

その場を切り抜けた後は件の原付バイクがタイヤのパンクで走行不能になる平成３０年１０or９月頃まで無免許のまま、足代わりに乗り回していた様です

【弁解】
平成２７年１１月頃に友人から原付バイクを譲ってもらい、運転免許はあとで取ろうと思っていたんだもん
免許証を取りに行こうと思ったけれど、仕事が忙しかったんだもんと言い訳をする被告人は当時学生だった模様ですよ
また、免許証の取得方法が分からなかったとも言い訳していますが、何故バイクを譲ってくれた知人に聞かない←友人も無免許運転だった？

【求刑】
懲役１年６月

【判決】
懲役１年６月、執行猶予３年、訴訟費用（国選弁護人費用）被告人負担