傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

強盗殺人、死体遺棄証人尋問

2018年01月22日 | 刑事事件
平成28年(わ)第820号等 

宮口 義弘 

強盗殺人、死体遺棄

【証人尋問】
被告人に犯行車両(と車内の被害者の血痕から思われる?)中古車セレナを譲った人物
この証人は他人の話をキチンと聞けない様で答弁が度々脱線します
被告人に先述セレナを15万円で売って程なく同車の車検が満了する事から、続いて別の若干の車検期間が残っていたモビリオスパイクを売った様ですが、スパイクの代金10万円は被告人から回収出来ていないと述べています
証人のハナシによれば、車検が切れたセレナは証人が管理する岩槻区内のヤードに長期間駐車されていた模様ですが、同車を売却する商談のために被告人が乗り出した事があった事、更にはスパイクを検切れ後も使用していたりと、被告人は車検制度の重要性を全く認識していないばかりか、不法行為に対する抵抗感も皆無だった様です

それでいて被告人は、韓国への中古車輸出ビジネスを始めようと被害者から事業資金を借り入れたものの、結局返済の目処が立たずにトラブルになっていた様です

【証人尋問】
被告人が被害者から事業資金として金200万円を借りる際に連帯保証人になった人物
証人自身も被害者からの債務があります
また、証人自身も被告人に対する509万円の債権を有しており、完済未了のまま更に被告人債務の連帯保証人になる理由が全くわかりません(つまりこの証人自身も胡散臭い印象が拭えません)
証人曰く、被告人は色々な事業を手がけフットワークが軽い事から、そのうち返済の目処がたつだろうと考えていたと証人は夢物語のような根拠(とは、言えないなあ)を述べていました

【私感】
羽生や古河の土地開発、福島原発の除線事業への外国人の人材派遣、被災中古車の対韓国輸出等々、色々手を出していた様ですが、それぞれ順調とは程遠い状況で、あった様です

安易に儲け話に飛びついては、身の丈に合わない大風呂敷を広げて「事業資金」の名目で被害者らから借り入れた金を借金返済に充てる自転車操業を繰り返していたな様印象です
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