傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

平成26年(わ)第1034号 上田 敬輔 自動車運転過失傷害 

2014年10月16日 | 刑事事件
平成26年(わ)第1034号 

上田 敬輔 

自動車運転過失傷害 

【概要】
注:冒頭陳述を確認していません。
断片的情報から判断すると、直進被害者と右折の被告人車両の交差点事故。
被告人は、右折の巻き込みを気にして直進してくる被害者を見ていなかったと述べます。
全くの部外者に理解出来ない弁解に被害者が納得出来るのでしょうか。

【被害者感情】
全く謝罪に誠意を感じられない被告人に対し、被害者が険しい雰囲気で傍聴しています。

謝罪らしい行動は事故当日、両親に伴われて被害者の病室に訪れただけです。
自身の言葉で謝罪の意思を伝えていません。父親に促され一言「謝罪の言葉」を発したと述べました。
(声が小さかった為に伝わらなかったのかも知れないと弁解します。)

被害者の病状の経過を裁判直前まで把握して居なかった様です。
被告人:(家族が保険会社に)定期的に確認していました。
判事:どのくらいの頻度ですか?
被告人:…。(明らかに言い逃れと感じました)

被告人は被害者の額が「赤くなっている…」と述べますが、私が確認した限りでは顔面にいく筋もの傷跡がはっきりと残り、女性であれば「お嫁に行けないレベル」の傷跡でした。

【私感】
何故か法廷内外が物々しい雰囲気です。(法廷付近に、無駄に裁判所職員が居ます)

期間工として稼働する被告人と父である証人が閉廷後も法廷から一向に出て来ないのは何故でしょう。
また、被害者の負傷具合に対して、被告人に何ら行政処分が課せられていない事も違和感を強く感じます。

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