平成26年(わ)第487号等
割石 健太
強盗致傷、窃盗、公務執行妨害、傷害
【概要】
平成25年5月 強盗致傷事件(池袋、志木)
平成25年11月初旬から30日迄 ひったくり窃盗事件(起訴は清瀬、所沢、新座の3件 )
同 ひったくり事件を警戒中の私服警官に対する公務執行妨害、傷害事件(11月中旬の綾瀬川に警官をカーネルサンダース投げした事件。逮捕時の報道では殺人未遂容疑でした。)被告人割石が足を、共犯者今井が手を持ったとされます。
被告人ら2名から執拗な暴行を受け、既に意識朦朧とした状態の被害者(巡査)を更に行動不能にする為と言え、川に投げ込む必要が有ったのでしょうか?
既に行動不能だった被害者を川に投げ込めば生命の危険が有る事は容易に想像出来ます。
公妨、傷害事件の犯行後に、後悔したと述べながら事件の後にも新たにひったくり行為の犯行を行っています。
【動機】
LINEの通信内容では(犯行して)飲みに行こうと共犯者の今井を誘っている話がでていたので、遊ぶ金欲しさの犯行かと思ったのですが、父親からの借金返済に窮しての犯行と述べています。
【求刑】
懲役10年(大事な事なので?検事は2度繰り返しました。)
【弁護側主張】
6年が相当
【実刑判決は不可避】
弁護人も実刑判決不可避である事は認識していて、既に「かなりの長期間の服役が見込まれる」と話しています。
被告人割石の交際相手は割石の逮捕後、拘留中に出産していますが、実子は割石が社会復帰する頃にはには小学生になってしまいます。
「この、おじさんだあれ?」って言われちゃいますね。
社会復帰後には、「2人の子供の父親としてしっかり働きます」とかなんとか。言っていた様でした。
【転機】
被告人割石がDQNになった転機は中学生の頃にイジメに遭ったことが原因で不登校になったと述べます。SNSでイジメられたと言いますが、中学デビューでDQNに変化した割石に周囲が対応に戸惑った結果のSNS書き込みだった様な気がします。(あくまで推測ですが、中学頃を境に「グレていた」と母親は述べています)
高校は通信制の高校に進学し、大学は奨学金で200万円を借り経営学部に進学しますが、当時の交際相手との離別を契機に中退を決意します。
この頃迄、「銀のさら」ですし宅配のアルバイトとして稼働していましたがこれがもっとも長い期間(3年)の仕事です。このアルバイトで学んだ土地勘が、後にひったくりの犯行時に役立っています。
大学中退後に知人の紹介で建築関係の会社に就職しましたが、社風が縦社会的なことに馴染めないとの理由で2ヶ月程しか続きませんでした。(会社から給与の支払が無かったとも言います)
次に勤めた鳶職の見習いは負傷が原因で半年程度で退職しました。この仕事で被告人では25万円程の月収を得ていましたが、池袋と志木で起こした強盗致傷事件はこの就労期間中でありますから、借金返済の金に窮してという犯行動機を無条件に信じる訳にも行かない様です。
【共犯者】
本件事件の全てが共犯者の今井健太との共同で行われた犯罪です。
割石は今井を嘘の多い人物と評し、割石の両親は今井との付き合いを控える様に助言して、割石と意見が衝突しました。両親には共犯者今井が被告人割石を悪事へと誘っていたかの様に感じられていた様です。しかし、2人は犯行に関して対等の立場であった様です。
むしろ、被告人割石が今井を強引に犯行へと誘って居る様子がLINEのタイムラインには残っています。
ひったくりの犯行時に今井ではなく、後輩を誘ったことが有ったそうですが断られたといいます。普通の思考であれば不法行為に賛同しないことを考え,犯行を思いとどまるべきでした。
池袋で起こした強盗致傷事件では、「酒癖の悪い」今井に酒を飲ませて、共犯者として犯行に巻き込んでいた様な気がします。
割石 健太
強盗致傷、窃盗、公務執行妨害、傷害
【概要】
平成25年5月 強盗致傷事件(池袋、志木)
平成25年11月初旬から30日迄 ひったくり窃盗事件(起訴は清瀬、所沢、新座の3件 )
同 ひったくり事件を警戒中の私服警官に対する公務執行妨害、傷害事件(11月中旬の綾瀬川に警官をカーネルサンダース投げした事件。逮捕時の報道では殺人未遂容疑でした。)被告人割石が足を、共犯者今井が手を持ったとされます。
被告人ら2名から執拗な暴行を受け、既に意識朦朧とした状態の被害者(巡査)を更に行動不能にする為と言え、川に投げ込む必要が有ったのでしょうか?
既に行動不能だった被害者を川に投げ込めば生命の危険が有る事は容易に想像出来ます。
公妨、傷害事件の犯行後に、後悔したと述べながら事件の後にも新たにひったくり行為の犯行を行っています。
【動機】
LINEの通信内容では(犯行して)飲みに行こうと共犯者の今井を誘っている話がでていたので、遊ぶ金欲しさの犯行かと思ったのですが、父親からの借金返済に窮しての犯行と述べています。
【求刑】
懲役10年(大事な事なので?検事は2度繰り返しました。)
【弁護側主張】
6年が相当
【実刑判決は不可避】
弁護人も実刑判決不可避である事は認識していて、既に「かなりの長期間の服役が見込まれる」と話しています。
被告人割石の交際相手は割石の逮捕後、拘留中に出産していますが、実子は割石が社会復帰する頃にはには小学生になってしまいます。
「この、おじさんだあれ?」って言われちゃいますね。
社会復帰後には、「2人の子供の父親としてしっかり働きます」とかなんとか。言っていた様でした。
【転機】
被告人割石がDQNになった転機は中学生の頃にイジメに遭ったことが原因で不登校になったと述べます。SNSでイジメられたと言いますが、中学デビューでDQNに変化した割石に周囲が対応に戸惑った結果のSNS書き込みだった様な気がします。(あくまで推測ですが、中学頃を境に「グレていた」と母親は述べています)
高校は通信制の高校に進学し、大学は奨学金で200万円を借り経営学部に進学しますが、当時の交際相手との離別を契機に中退を決意します。
この頃迄、「銀のさら」ですし宅配のアルバイトとして稼働していましたがこれがもっとも長い期間(3年)の仕事です。このアルバイトで学んだ土地勘が、後にひったくりの犯行時に役立っています。
大学中退後に知人の紹介で建築関係の会社に就職しましたが、社風が縦社会的なことに馴染めないとの理由で2ヶ月程しか続きませんでした。(会社から給与の支払が無かったとも言います)
次に勤めた鳶職の見習いは負傷が原因で半年程度で退職しました。この仕事で被告人では25万円程の月収を得ていましたが、池袋と志木で起こした強盗致傷事件はこの就労期間中でありますから、借金返済の金に窮してという犯行動機を無条件に信じる訳にも行かない様です。
【共犯者】
本件事件の全てが共犯者の今井健太との共同で行われた犯罪です。
割石は今井を嘘の多い人物と評し、割石の両親は今井との付き合いを控える様に助言して、割石と意見が衝突しました。両親には共犯者今井が被告人割石を悪事へと誘っていたかの様に感じられていた様です。しかし、2人は犯行に関して対等の立場であった様です。
むしろ、被告人割石が今井を強引に犯行へと誘って居る様子がLINEのタイムラインには残っています。
ひったくりの犯行時に今井ではなく、後輩を誘ったことが有ったそうですが断られたといいます。普通の思考であれば不法行為に賛同しないことを考え,犯行を思いとどまるべきでした。
池袋で起こした強盗致傷事件では、「酒癖の悪い」今井に酒を飲ませて、共犯者として犯行に巻き込んでいた様な気がします。