ナマポ 無免許 覚せい剤

平成２６年（わ）第１２８７号等　

細谷 重臣　

覚せい剤取締法違反、道路交通法違反、有印私文書偽造、同行使

【証人尋問】
父親
前刑時（計3回目）にも情状証人として証言し、被告人の監督を約束していますが、何ら実効性が有りませんでした。
今回の事件の発端は、無免許運転の発覚を逃れようとした被告人が、弟の名前を騙った有印私文書偽造事件の様ですが、証人である父親は警察からの問い合わせに、弟である旨、事実と異なる返答をしていますが、「声が似ているので勘違いした」と述べています。
この父親は「オレオレ詐欺」の被害に遭わないか心配です。

ダルクで薬物依存の治療を受ける旨約束していた被告人は、ダルクでの集団生活を「イメージ的に不自由なところが受け入れられない」との理由から治療するとの法廷での約束を反故にして結局再犯に及んでいます。

【生活保護】
被告人は、生活保護を受給しています。
しかしながら、今回は自身の車での無免許運転で事件を起こしています、ちなみに今まで運転免許を取得したことは無いようですから、交通法規を守るつもりは毛頭無いようです。

被告人には統合失調症の症状が認められるといいますが、覚せい剤の影響だと思うぞ。（もしかして統合失調症が理由で生活保護を受給しているのなら、保護費で薬物を購入して、本末転倒です）

【求刑】
懲役４年

【判決】
２月２４日