傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

昏睡強盗サヨ姫に執行猶予判決(岩槻区)

2018年01月19日 | 刑事事件
平成28年(わ)第1109号等

別府 夏穂(ハンドルネーム:サヨ)

大麻取締法違反、昏睡強盗

【判決】
懲役3年未決勾留日数のうち80日をその刑に算入、執行猶予5年その間付保護観察

平成27年11月1日、岩槻区のラブホテル(ココナツリゾート)にサヨ姫と援助交際の約束で入室した被害者ケンシロウ(46)を被告人が処方されていた睡眠導入剤フルニトラゼパム等を入れたお手製ケーキを提供して眠らせ、財布の中から現金約15万円を持ち去りました

【責任能力】
被告人は解離性人格障害により、責任能力は無いから無罪である旨の主張でした
証人の医師も主たる人格ではない別人格の存在を否定しない証言をしていました
裁判所は被告人に完全責任能力有りとしながら、主人格ではない別人格の影響によって犯罪行為に及びやすい状態にあったとの判断です

ここまでの長期間の公判のあいだに別人格の被告人が法廷に現れたことはなかった様です

【今後】
サヨ姫は社会復帰したら、保釈中に勤務していた泡の出るお城(キャバクラと違って、ソープランドなら急に辞めても大丈夫だからとの配慮だと言います)の仕事を辞めて元職場へ客として登城して出会ったカレのもとにお嫁に行くと言っていましたから大宮の夜の無いお城に行っても残念ですが、もうサヨ姫には会えない筈です

今後は高卒資格を取得して、タクシードライバーになるとか希望を述べていましたが、医師が認めた解離性人格障害なのですから、タクシードライバーの様に人命を預かる職業に従事する事は不適切に思えてなりません
そもそも、タクシードライバーに必要な二種免許の取得には学歴による制限はありませんから中卒でも全く支障ありません




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