平成29年(わ)第931号
石塚 森三(93)
現住建造物等放火(裁判員裁判)
【求刑】
懲役5年が求刑されたと聞きました
被告人の妻(86)の認知症が進行して、介護の負担が増す一方、家族の協力が不十分と感じて不満を募らせた被告人が、妻の介護から逃れるために自身が服役しようと決意し、自宅に放火しました
しかし、被告人宅の周囲は類焼の危険性は極めて低く、しかも家人の外出を確認した上、不在時間帯を見計らっての犯行であるから、誰の生命身体を危険に晒した訳でも有りません
大正時代に生まれた被告人にとっての老老介護は体力的にも精神的にも地獄の苦しみだった様です
石塚 森三(93)
現住建造物等放火(裁判員裁判)
【求刑】
懲役5年が求刑されたと聞きました
被告人の妻(86)の認知症が進行して、介護の負担が増す一方、家族の協力が不十分と感じて不満を募らせた被告人が、妻の介護から逃れるために自身が服役しようと決意し、自宅に放火しました
しかし、被告人宅の周囲は類焼の危険性は極めて低く、しかも家人の外出を確認した上、不在時間帯を見計らっての犯行であるから、誰の生命身体を危険に晒した訳でも有りません
大正時代に生まれた被告人にとっての老老介護は体力的にも精神的にも地獄の苦しみだった様です