傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

タイトルを(自粛)してください(さいたま市中央区)

2014年10月08日 | 刑事事件
平成26年(わ)第916号 

本郷 さやか 

窃盗 

【概要】
被告人は17歳のころから(自粛)で通院及び入退院を繰り返していました。
併行して盗癖も自覚していたと言います。主に食品を盗んできては自室に溜め込んでいたと言います。
弁護人は(自粛)と盗癖の因果関係を主張しています。他方、病名は被告人の個人情報にあたる旨主張しますので訂正しました。
一方で、優秀な成績で大学を卒業し、資格を取得していたと言いますから、優秀な頭脳の持ち主であった様です。

(自粛)の治療と併行しつつ、資格を生かし、パートやアルバイトとはいえきちんと就労して、普通の日常生活を送っていた様ですが、先述の盗癖は根深く、ほぼ毎日窃盗(万引き)行為を繰り返し、対面販売以外の場合はもれな代金を支払っていなかったと言います。

例外は先述の対面販売、すなわち商品を代金と引き換えに受け取るファストフード店の様な場合と、有人知人と一緒の場合だと述べました。しかし、同行者が居れば窃盗をしない訳ではなく、窃盗防止のために両親が同行した時でも親の目を盗んで窃盗をしていたとも述べました。

食料品にはほとんど代金を払った事は無いと言いますから、ーーーーーーーーーーーーーー(自粛)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
相当額の財産が有ると述べますが、食費を全く支出することが無い訳ですから自ずと財産が形成されるのは理解出来ます。すなわち、ほぼ同程度の金額を周囲の店舗から窃取していたと考えることが出来ます。

【私感】
周囲に民家の無い限界集落へ行き自給自足の生活をすれば、犯罪行為とは無縁の生活を送れそうです。
もしくは、山寺で悟りを開くべく修行するとか…。

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