傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

赤信号無視 近藤 令啓(さいたま市中央区)

2015年02月18日 | 刑事事件
平成26年(わ)第1631号 

近藤令啓 (51)

危険運転致傷

【概要】
平成26年6月24日早朝、さいたま市中央区の交差点を被告人車両が赤信号を無視して進行した事によって発生した事故です。
本件事故によって、被告人車両は横転し、被害車両は柱に衝突しています。

被告人は「心の中にモヤモヤしたモノが有って」、「魔が差して」「交通量が少ないから」などの弁解をします。
事故現場となった交差点は、被告人側からは障害物があり、被害車両の進行してきた右側の視界が余り良く有りません。
ただし、普通の車ならば充分視認出来る程度の高さの障害物であり、仮に見えなければ最徐行するべき状況です。
(被告人は右側が見えなかったと述べますが、そのような事は有りません)
その交差点を時速40km/hで通過しようとしていた被告人の行動は極めて危険かつ無謀と言わねばなりません。
今回以外に、赤信号を無視した事は無いと言いますが、「交通量が少ないから」等と述べる被告人言葉ですから、にわかには信じられないぞ。

こんな被告人は職業運転手であり、仕事上運転せざるを得ないと言います。

【求刑】
懲役1年6月

【判決】
懲役1年6月 執行猶予3年

被告人車両は任意保険に加入していませんでした。
その様な車両での通勤を容認している、被告人(職業運転手)勤務先の安全管理は大丈夫なのでしょうか。

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