傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

弟になろうとした兄(大宮区)

2016年08月31日 | 刑事事件
平成28年(わ)第869号

中根 拓人

有印私文書偽造、同行使、免状不実記載未遂

【概要】
平成28年6月15日さいたま市大宮区の運転免許センターの再交付窓口を訪れた被告人は、実弟(ナカネコウキ)を騙り不正に運転免許証の再交付を受けようとしましたが、申請書の写真が記録と違うことから発覚し未遂に終わりました。

道路監視員の会社を休職中だった被告人が金銭に窮したことから、会社にバレ無い様に弟に成りすまして働こうと考え身分証明書として、弟名義の運転免許証を取得しようと思い至った様です。
納税関係で、会社に発覚しない様にと考えましたが、本件犯行が発覚し件の会社は解雇になったと言います。
事前に弟に了解を取って、保険証や住民票の提供を受けています。

「おまえ(弟)の名前で働いて良い?」
「おまえの免許証で写真オレっていうのを作ろうと思うんだけど」などと、
実弟に運転免許証の再交付を受ける旨了解を取った通話の内容や、弟の運転免許証に自身の顔写真を埋め込んだ画像が保被告人の携帯電話内に存されていました。

【求刑】
懲役2年


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